インド警察、新兵器に「ビー玉」と「スリングショット」を採用…暴徒鎮圧が目的
警察官の武装は治安の違いから地域性が出るものですが、インド警察にとてもユニークな道具が導入されることになりました。
なんと、スリングショット(パチンコ)を使って、ビー玉や催涙玉を飛ばすというものです。
スリングショットの利用が考えられているのは、インドの北部であるハリヤーナー州。
一番の目的は、暴力的な抗議者などに立ち向かうため(立ち向かえるのか?)。
抗議者に対して死に至る武器は使用したくないとの理由で、スリングショットについて研究・開発に力を入れてきました。
警察用に特別にデザインされたもので、従来の警棒や催涙ガスなどに加えて、追加配備の形となる予定です。
現在は特製のスリングショットの訓練が行われており、飛ばすのはビー玉や催涙玉(チリボール)。
対象者に一生の傷を負わせにくいことから採用が決まり、混雑する場所で安全性が確保できるのかとの不安の声も上がっていますが、初の試みとして導入される運びとなっています。
真剣にスリングショットの練習が行われていますが、見た目が少々コミカルなことになっています。できれば暴徒の興奮を鎮める効果も期待したいところですね。
Indian police to use slingshots loaded with marbles and chilli balls against violent protesters