「東京のサムライが『ゴミのポイ捨て』という悪を退治している」海外で感心されていたパフォーマンス
東京でサムライ姿の集団が「ゴミのポイ捨て」を成敗していると、海外掲示板で話題を呼んでいました。
いったいどういうことかというと……。
東京でゴミ拾いしてたお兄さんたち
— さかもとりん (@skmt1011) 2016年3月9日
道に落ちてるゴミみたら「何奴」て言うんめっちゃおもろかった。(笑) pic.twitter.com/XQpkab2fhz
もともとは日本のTwitterで広まったものだそうですが、渋谷でサムライの格好をした集団が、ポイ捨てされたゴミを成敗しながら拾っていくというパフォーマンスで、これを見た海外の人々が感心していました。
(Twitter)
ゴミを拾っているのは、「一世一代 時代組」という北海道を拠点としたストリートパフォーマンス集団の日本支部の方々だそうです。
「一世一代時代組」
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●日本でポイ捨て? これは嘘だな。
↑日本がきれいなのは彼らが良い働きをするからだろう。
↑きっとうまく撮影できるように、ゴミを置いたんだよ。
↑パリの汚さとは違うよね。
↑普段はニンジャが掃除してるんだよ。
●これからパリでこれが起こると聞いた。
↑知らない人のために参考に。
(Paris is ‘too dirty’ for the Japanese – Tokyo travel agents launch clean-up operation)
(参照:「日本人にとってパリは汚すぎるので、ついに東京の旅行会社が掃除オペレーションに乗り出した」「わが街にも来て!」海外の反応)
↑だいたい観光客は客や消費者として扱われる観光地を離れると、敵対視されるところが多い。自分で周っていろいろな人と交流を持ったりすると、日本でさえ外国人には割と敵対視する。もちろんそれは個人によるがパリも他の観光地とそう変わらない。
●彼らにわが家に来て掃除してもらいたい。
●なぜこれが天才的かというと、これは道の清掃を目的としたストリート・シアターだから。彼らがゴミを拾うところを人々が見るので、同じように影響がある。5時間も掃除をするわけではないが、見た人が帰りにゴミを拾いだしたら少しずつ助けになっていく。
↑そうなのか、ストリート・シアターなのか。
↑何か納得がいく。チャリティを行うクラブか何かかな。
●悪く言う人は何でなんだ。彼らはコスチュームを着ていて明らかに楽しんでいる。なおかつ、通りをきれいにするのを手伝っていて、それを人々に気づかせている(きれい好きな日本人には気づかせる必要はないけど)。これぞ都市と人々のWIN-WINの関係だよ。
↑良い人生のレッスンだよね。退屈な仕事をどうせしなくちゃいけないなら、面白い方法でやろうとね。
↑ネットの掲示板なんて、憎しみでいっぱいのやつが平均的なんだよ。(悪く言う理由)
●オレたちみたいな良いサムライが友達ゾーンを抜け出せない間に、女の子たちは、ちゃらいニンジャに惚れるんだ。
(友達ゾーン=友達にはなれても男女の関係にはなれない状態)
●これはキュート。「アンチポイ捨て」って発想は気に入った。ただ、1つのゴミに10秒かけるよりはもっと効率のいい方法はあると思う。
↑これはわざとだよ。もっと効率よくできるが4人で拾うことが効果的なんだ。人々が見るからね。考えさせたり、話をさせたりする。掃除とパフォーマンスアートを兼ねているんだ。
↑その10秒で90%の日本のゴミがもうきれいになったんだ。それ以上効率よくする必要がない。
↑東京はきれいすぎるので、ゴミ1個あたりの拾う時間を引き伸ばす必要があるわけだな。
いろんな意見があるようですが、少なくとも日本でも海外でも注目を集めるパフォーマンスとなったようです。
Modern day samurai fighting the evils of littering