「フォルクスワーゲンのパーツで『カニ』を作ると…こんなにカッコいいとは!」
ビートルの愛称で親しまれ、世界最多の累計生産台数を記録したフォルクスワーゲン・タイプ1。(2152万9464台)
このパーツをリサイクルして、「カニ」のオブジェを作ったアーティストがいました。
写真をご覧ください。
丸いフォルムを上手に活用したデザインになっていて、いまにも動き出しそうです。
むしろどうにか動力系を加えて、動かしてほしいと思うほど。(リサイクルじゃなくなりますが)
ちなみに実車の背中の部分。フォルクスワーゲンらしさを残してあるのがわかります。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●すぐに思い出したのが「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」に出てきた敵のロボットカニ。
↑ナンバープレートをよく見ると……「Egg-771」。
(ソニックのボス的の名前がエッグマン)
↑Eggはドクターロボトニックのエッグマンだよ。
●自分はこれを想像した。
(ファイナルファンタジー7)
●違うアングルの写真。
●これは動くの?
↑動かないよ。
●一番大きなダメージを与えるために、一番の弱点を攻撃するんだ。
↑古代の日本流の戦い。
●専門的に言うと、これは「フォルクスワーゲン・クラステイシアン(甲殻類)」と呼ぶ。
↑いちおう節足動物だ。
●足は8本であるべきだ。6本じゃなく。
↑いちおう機能する足が6本に見えるカニの種類もいる。
●20万ドル(2200万円)もするらしい……。
(Cristian Castro - Stay Gallery)
現代アートなので価格が高くなるのは致し方ありませんが、とても手が出るような金額ではありませんでした。
このコンセプトを自動車メーカーが余った部品で量産してくれたら、愛車の分身をお手頃価格で手に入れることも可能かもしれませんね。
作者のクリスティアン・カストロ氏はアルゼンチン出身の独学工業デザイナー&現代美術家で、2007年に解体された航空機エンジンをリサイクルした作品作りがきっかけとのことです。
A giant crab made from VW bug parts