タンザニアのゾウ226頭を殺した中国人、密猟の罪では初めて厳罰(禁固30年)が下される…海外の反応
象牙を目的としたアフリカゾウの密猟は絶えず、絶滅の危険性が高まっています。
国際機関から強く密猟を取り締まるよう要請されてきたタンザニアで、226頭ものゾウを密猟していた中国人2人に禁固30年の刑が確定しました。
密猟者に厳罰が下されたのは今回が初めてだそうです。
2 Chinese poachers jailed 30 yrs for slaughtering 226 elephants
タンザニアでは2010〜2013年に892頭のゾウが殺されており、著しくゾウが減っています。
中国人の男性2人は2010年にタンザニアに入国し、2013年に逮捕されるまで密猟を繰り返し、逮捕時に押収された象牙は706個(1.8トン)、総額310万ドル(3億5000万円)と見積もられています。
(参照:密猟が深刻なタンザニアで、中国人宅から1.8トンもの象牙が見つかる…海外の反応)
殺されたゾウは226頭におよび、ゾウを脅かしていることは明らかだとして、今回初めて重い処罰が科されることになりました。
このニュースに対する海外掲示板のコメントをご紹介します。
●自分の気に入ったところは、この2人は数年前も逮捕されていて、彼らの弁護はタンザニア政府が腐敗して賄賂を受け取っていると伝えている。それが弁護になっているのか疑問だ。
↑自分のお気に入りは、警察への賄賂は提出されていなかったこと。ポケットに入ったことを示唆している。
↑賄賂だって? 何のことかわからないな。
↑タンザニアは地域によっては、ほとんど警察と関わることは賄賂を期待されている。止められて身分証明書を取り上げられ、何かを提示するまでそこに立っている。友人は警察官に「スナックはいる?」と言えるようにグラノーラ・バーを持ち歩いている。
女性に暴行している男性がいたので警察を呼ぶと、その男性は警察に賄賂を渡し、通報した自分たちに対して「何もなかったのに通報した」と言われ、夕食をおごらされるはめになった。そうだよ、もちろん警察は受け取っているよ。
●象牙マーケットをつぶさないと何も変わらないよ。
↑それをするには教育を増やし、中国で購入することに対して罰金を導入しなくてはならない。供給を切っても希少価値が上がり、結局は密猟を増やす。
●禁固刑30年、あるいは2000万ドル(約23億円)の罰金を支払うことになった。しかし数百万ドルに罰金を下げるように交渉して、中国に送り返されるようになっても驚かない。
↑この2人のみが密猟できるというわけではない。なので罰金を代わりに払ってくれる人はいないであろう。
●ゾウは死を悼むんだ。この犯罪者2人がどれほどの悲しみをゾウに負わせたかは想像もつかない。親を殺される子ゾウや、家族を殺されたゾウは記憶するんだ。この刑は当然だ。
●それに何千匹ものエビを食べ散らかして皿に残したしね。
(参照:タイのビュッフェで食い散らかす中国人観光客にタイ人激怒…世界中から批判を浴びる)
●彼らの歯も抜いて、粉にして催淫薬として販売したらどうだ?
↑誰も密猟者の歯はいらない! 犯した罪を考えたら、そんなやつらの歯はいらないだろう。
↑奴らに食べさせるといい。
↑あるいは首にかけさせる。
●なぜみんな、そんなにいろんな罰を考えては話が脱線するんだ。
↑怒りの矛先をぶつけてるだけだと思うよ。本当に権力があっても密猟者を拷問しはじめるわけではないと思う。
●その226頭分のバイヤーが刑務所に入れられたら呼んでくれ。
まだまだ密猟の問題が解決に向かうというわけではありませんが、重い処罰が初めて執行されたことは、ようやく一歩前進したと言えます。
2 Chinese poachers jailed 30 yrs for slaughtering 226 elephants