古本屋「ベストセラーの恋愛小説が集まりすぎてしまった…」→「しかたがないので要塞にしてみた」
ブームを起こすようなベストセラー本は、あっという間に売れますが、あっという間に古本としてあふれかえります。
イギリスのとある古本屋でも、世界的にベストセラーとなった恋愛小説が集まりすぎてしまったそうです。
困った店員は……要塞を作ることにしました。
これは何の本かと言うと、映画化もされた「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」。主婦が執筆した女性向けの恋愛小説(官能小説)です。
(フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ - Wikipedia)
なんと5か月で世界6300万部もの売り上げを記録し、古本の数もとんでもない量となっているとのこと。
ウェールズにある古本屋“Goldstone Books”では、欧米に良くあるチャリティショップと呼ばれる形態で、寄付によって古本や古着などをカバーしているそうです。
海外掲示板の意見をご紹介します。
●もっと良い利用のしかたは、ホームレスに渡して冬に燃やして暖まってもらおう。
↑あるいはその要塞に住まわせてあげて。
↑そうしたら燃やせないよ。
●その要塞のにおいは強烈な気がする。
●「トワイライト」シリーズでもいっしょだ。どこの古本屋に行ってもある。それから「ダ・ヴィンチ・コード」もね。
↑ようは流行り廃りの激しい本か。
↑でもハリーポッターはないね。いい本はキープするんだろうな。
↑まだシリーズが続いてるなら流行りが終わったわけじゃない。
●自分が中学の頃を思い出す、カンザス州の80年代だが、古本屋の4分の1は「チャタレー夫人の恋人」だった。
●ハーパー・コリンズ(出版社)はこの本を出版するときに、リサイクルも捨てるのも難しい接着剤を使用したことが問題を大きくしている。
↑じゃあ全てにおいて価値なしってこと?
●それが良い建物の材料になると誰が思っただろうか。
ベストセラーでも、古本屋に並びやすい本と、そうでない本があるようです。
いずれ子供などに読ませたくなるような本は取っておきたくなり、あまり他人に見せたくならないタイプの本は手放したくなるのでしょうね。
A charity shop with so many copies of 50 Shades of Grey they built a fort out of them.