「まさかそんな理由で!?」緊急電話のオペレーターが実際に受けたトンデモ通話記録いろいろ
日本の緊急通報用の電話番号は警察が「110」、消防・救急が「119」ですが、アメリカでは警察、救急、消防はすべて「911」にコールします。
中には緊急性を感じないどころか、信じられない理由で緊急電話に掛けてくる困った人もいるとのことです。
実際に交わされた、緊急オペレーターとの会話をご紹介します。
1.
オペレーター:「すみません、911ではドミノピザへの接続をしていません」
2.
オペレーター:「警察ですか、消防ですか、救急ですか?」
発信者:「チキンナゲットを注文したのに、チキンナゲットが入ってなかった。だから電話して払い戻しを求めたけど、店員から別のものを注文しろと言われたんだ……」
3.
発信者:「食べ物を手に入れて4分の1マイル(約400m)歩いたんだ。助けてくれるのか、それとも逮捕されないと家に連れて行ってもらえないのか? 意味がわかるか?」
オペレーター:「家まで送ることはできません」
発信者:「タコベルの店長に連絡をとってくれ」
4.
オペレーター:「何の緊急ですか?」
発信者:「緊急だ! 今、狼男に変身しそうなんだ。ペプトビスモル(腹痛、吐き気の薬)が必要だ」
オペレーター:「近くに誰かいますか?」
発信者:「母親の夫が一緒にいる」
5.
発信者:「ええと、時報は何番に電話して聞くんでしたっけ?」
6.
発信者:「もしもし?(おぼつかない声)」
オペレーター:「911です。警察ですか、救急ですか」
発信者:「プレイステーション・ネットワークで何が起こってるかわかりますか?」
7.
発信者:「死ぬほど何かが自分をくすぐってる感じがしたんだ。我慢できなかった」
8.
オペレーター:「クモはどれくらい大きいのですか?」
発信者:「小さいやつです……」
9.
発信者:「今、ジョン・ヤングパークウェイとプレザント・ヒルの角で、ウォルグリーンの駐車場にいます。車がスタートしないんですが、中に閉じ込められてるのです。車が開かないのです」
10.
オペレーター:「夫を呼ぶのに911に電話しているのですか?」
11.
オペレーター:「迎えが必要なのですか?」
発信者:「そうです、酒屋まで」
12.
発信者:「おーまいがっ、妻が赤ちゃんを抱いてる! 妻が妊娠してるとは思わなかった!」
13.
オペレーター:「火事ですか、医療ですか、警察ですか?」
発信者:「違います。どれも必要じゃありません。緊急じゃないのですが、今2人の警察官がうちから帰ったところなんです。彼らの名前を教えてください」
14.
オペレーター:「どんな緊急ですか?」
発信者:「(中略)……それから一番ホットな美人警官を送ってくれ」
15.
オペレーター:「どうかしましたか?」
発信者:「車のフロントガラスからアイスを取る人が必要なんです。やり方を知らなくて、道具も持ってません」
オペレーター:あなたの車のアイスを取るために、なぜ警察が助けに来ると思えるのかわかりません」
16.
オペレーター:「911です」
発信者:「ええと、これはいたずら電話じゃないんですけど、リントンでニワトリが道路を渡ろうとしているんです」
オペレーター:「渋滞の原因になっていますか?」
以上16例。
どこの国でも困った人はいるのでしょうが、アメリカはバラエティに富んでいる気はします。
オペレーターの仕事も大変です。