「飛込競技」のギネス記録はなんと高さ52.4m…1983年に樹立された映像を見た人々の反応
ギネスブックには数多の世界記録が記されていますが、とてつもない高さから飛込競技をするチャレンジが1983年に行われました。
その高度たるやなんと172フィート(52.4m)。
高層ビルの屋上ほどの高さがありますが、あくまで飛込競技なので、この男性は3回転も加え、審判員が採点しています。
World Guiness Record Highest Dive 172 Foot - YouTube
この恐ろしいチャレンジをしたのは、ダナ・クンツさん。
最も高いところからの高飛び込み世界記録を正式に保持しています。
肉眼では豆粒のような大きさ。
カメラを拡大していくと……。
いました。52.4mの高さです。
上から見るとこんな感じ。人間が飛び降りていい高さじゃありません。
手を振るクンツさん。
いよいよ飛び込みの瞬間が。
勢いよく上にジャンプ。
きれいな姿勢で宙返り。
何回もまわり……。
とても美しいフォーム。
そして足から着水。
50m上から降りたとは思えない、小さな水しぶき。
大成功!
無事どころか、泳ぐ余裕さえあります。
興奮が止まらないギャラリー。
この瞬間、記録達成。
審判員の採点。ひとりだけ辛口かも。
このときは、すでに7度目のトライだったとのことで、それだけ難しい挑戦だったということでしょう。
クンツ氏は何カ月もの訓練や準備を怠らなかったと語っています。
きれいに着水が決まった上でのハイ・ダイビング記録に海外掲示板からも感嘆の声が上がっていました。
●どれくらいの高さから飛び降りたら、死に至ったりするのだろう、あるいは足の骨折とかするの?
↑かなり不明瞭だが、多分これが限界にかなり近いと思う。ひどい重傷を負うに充分な高さだよ。
もし水が泡でいっぱいならもう少し高いところから飛び込めるはず。
高いところから飛び込むほど速度は上がるが、どの速度で落ちて水にぶつかったとしても、水深3mくらいまでしか潜らない。(超高速でも2.7mくらい)
速ければ速いほど、水の表面への衝撃は大きくなる。(ニュートンの“approximation for impact depth”と呼ばれている)
つまり高速であるほど痛みは強くなる。450mの高さで終端速度に達し、ほとんどそれは致命傷となるが、唯一助かるには水の濃度を変化させること。
●人間が終端速度に耐えられてサバイバルできればいいなぁと思うよ。そうすりゃ飛行機が安全になる。飛び降りればいいだけだ。
↑例はある。飛行機からパラシュートもなしに落ちてサバイバルした人もいる。
↑助かったほとんどは雪か木に落ちてるけどね。
↑ゴールデン・ゲート・ブリッジは水面から約220フィート(約67m)で、自殺で飛び込むほとんどの人は死ぬか半身不随などになる。それでいうとサバイバルできるぎりぎりは200フィート(約61m)くらいではないかと思う。
(追記)生き残る人は2%らしい。なので200フィートは安全ではない。
●これは50mの「こういう飛び込み方をしてはいけない」という例。
Matti Myllymaki - Pellehyppy 50 metrista - YouTube
↑彼の名前はマッティ・マイリーマキ氏で、2001年の7月に50歳の誕生日に飛び込んだ。(彼はプロのピエロ・ジャンパー)
彼が飛んだ時、強風が吹いていて、水面に当たる直前に横向きになった。彼は時速120kmの速度で水面にぶつかり、左側の肋骨は骨折、両方の肺は裂け(半分は摘出する羽目になった)、腎臓は機能しなくなり、脾臓も摘出、3か月は意識不明だった。その1年後にまた飛び込み始めた。最初は10m、次は15mから飛んでいた。
●いったいどこの審査員がこのジャンプを見て7.5をつけるんだ。どういうことなんだ。その審査員にくそったれと言いたい。
↑そのはしごを上る行為だけで10点を与えたい。
↑下を見下ろしたときに間違いなくおもらしする。
↑ルーマニアのジャッジだよ。
↑その審査員も同じ高さから飛び込んでもらおう。
●カメラが一度フォーカスしたところから飛ぶのかと思ったら、もっと高いところだった。
●もう見ているだけでお尻がキュッとなった。
少しでも着水が乱れたら死に至る可能性があるだけに、リアルタイムで見た人は緊張感でいっぱいだったかと思われます。
3回転もして、この着水の美しさもすばらしいですね。