2016年04月18日 12:39

「何も見ないで自転車を描いてください」→「人は自転車を描けないことがわかった」

 

人は自転車を描けないことがわかった00
「自転車を何も見ないで描いて」と言われたら、上手に描く自信はあるでしょうか。

海外のアーティストが友人にお願いしたところ、一般人は自転車を描けないことがわかったそうです。

そしてさらに、素人に描いてもらった自転車を、現実的な形にした3Dモデリングにしてみたとのこと。

出来上がったユニークな自転車をご覧ください。


1.
人は自転車を描けないことがわかった01
前輪との関係が希薄。

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3Dモデリングにしたもの。実物にするとサドルとハンドルが非常に遠いのでした。


2.
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ペダルがない……。

人は自転車を描けないことがわかった10
これはこれでおしゃれな気はしますが、足で蹴らないといけません。


3.
人は自転車を描けないことがわかった04
タイヤに個性を求めてシンプルにしたつもりが、チェーンが前輪から後輪までぐるっと回っています。

人は自転車を描けないことがわかった05
確かにタイヤに注目してしまいますが、やっぱりチェーンがおかしい。


4.
人は自転車を描けないことがわかった06
今回の例では、もっとも自転車に近いです。

人は自転車を描けないことがわかった07
少しフレームが変ですが、普通の自転車に見えないこともないです。


5.
人は自転車を描けないことがわかった08
どうにか自転車とわかる最低限のラインとカーブ。

人は自転車を描けないことがわかった09
シンプルだとデザイン的には良いですが、はたして機能するかどうかですね。


6.
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こういう自転車もあったらあったでユニーク。

人は自転車を描けないことがわかった12
やっぱりマンガチックです。


7.
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もうタイヤがあること以外は自転車でさえなくなってきた気が……。

人は自転車を描けないことがわかった14
絵より大きめのタイヤをつけていることで、自転車に見えます。

以上7点。実物を見て描けばそう難しくはないのに、思い出して描くとフレーム、チェーン、タイヤの関係が、かなりでたらめになってしまうようです。

この面白い試みに、海外掲示板には多くのコメントが寄せられていました。

(投稿者)これはデザイナーのGianluca Gimini氏が3年かけて友人に自転車を描いてもらい、そしてそれを3Dにレンダリングするプロジェクト。彼の作品はここで見られます。
Velocipedia on Behance

↑それがレンダリングだとは思わなかった。金属の扱いがなんて上手いんだ。てっきり写真を撮るのが上手いんだと思っていた。今は納得がいくよ。

↑どうなんだろうね。自分は彼が実際にこれらを作らなくてよかったと思うよ。

●最初、それぞれが次に出てくる自転車を見ながら描いたものだと思っていて、ちゃんとそう見えたとおりに描けてるじゃないかと思った。

●3つ目はビーストだな。

(投稿者)それならこれを好きになるかもだ。
人は自転車を描けないことがわかった15

↑毎日が足の日だな。

●なんてクールなアートプロジェクトだ。自転車の欠陥のしかたが似ているのがちょっと驚き。

●4つ目はほとんど正しいように見える。

●これを見たあと、自転車を検索したのは自分だけじゃないはずだ。

●自分なら全部トライするよ。

↑小学校の時にやった覚えがあるよ。ちゃんと機能する自転車を描かなくてはいけなかった。もっとも難しい課題だった。

●これを車でもやってほしい。

●自分はすっかり自転車がどういう姿をしているのか忘れてしまった。

↑こうだよ。
人は自転車を描けないことがわかった16

↑それはとてもフェンスルック。


自転車がどんな構造をしているのか、想像だけではほとんどの人が正確な描写までは難しいようです。

As it turns out, most people cannot draw a bike.

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