がんを宣告された女性「もっと今を生きよう」と『世界の7不思議』を13日で制覇する
アメリカ人女性のミーガン・サリヴァンさんは、ヨセミテ国立公園でロッククライミング中に15mの高さから落下し、車にはねられ、さらには病院で検査を受けると、皮膚がんを宣告されました。
精神的に思いつめるほど悪い出来事が続いた彼女は、「もっと今を生きよう」と、命の洗濯をすることを決断。
なんとたった13日間で「新・世界の7不思議」(2007年に世界中からの投票で選出)を、すべて巡ることにしたそうです。
無謀とも思える弾丸旅行をご覧ください。
1.
チェチェン・イツァ(メキシコ)
マヤの最高神ククルカン(羽毛のあるヘビの姿の神。ケツァルコアトルのマヤ語名)を祀るピラミッド。
2.
マチュピチュ(ペルー)
空中都市として知られるインカ帝国の遺跡。
3.
コルコバードのキリスト像(ブラジル)
1931年のブラジル独立100周年を記念して建てられた。
4.
コロッセオ(イタリア)
ローマ帝政期に造られた円形闘技場。コロシアムの語源。
5.
ペトラ遺跡(ヨルダン)
紀元前2世紀ごろ、ナバテア人によって建設される。「インディージョーンズ・最後の聖戦」の舞台。
6.
タージ・マハル(インド)
ムガール帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが愛妃のために建てた霊廟。
7.
万里の長城(中国)
歴代の中国王朝が北方民族から防衛するために建設。世界最長の建造物。
以上7か所。これらを13日で巡るということは、1か所につき1泊2日でも足りない計算になります。
ビーチで。
現地の雰囲気を堪能するサリヴァンさん。
ロッククライミング好きなので、このくらいならへっちゃら。
過酷なスケジュールなので疲れや時差ぼけに苦労するのは当然ですが……。
彼女にとってこの旅の意義は、表情が物語っていますね。
The New 7 Wonders of the World in 13 Days - YouTube
After Being Diagnosed With Cancer, I Traveled To The 7 Wonders Of The World In 13 Days