イギリス人「次の駅にピザの配達をしてくれるか電車の中から注文」→「わお、持ってきてくれた!」
イギリスで5時間の電車の途中でお腹を空かせた人が、「そうだ、次の駅にピザを届けてもらおう」と無茶なことを思いつきました。
数分の停車中に受け取りを失敗したら、ピザは無駄になってしまいます。
ためしに頼んでみると店からはOKの返事。駅に停まると配達員がピザの箱を持って現れたのでした。
停車中にホームの向こうから駆け付けてくるピザの配達員。
時間がないので、走りながら受け渡し体勢に。
キーを口にくわえながらのやりとり。
なんという手際の良さ!
肩を叩いて「よく届けてくれた」とねぎらいの言葉。
カメラに向かって仲良くポーズ。
惜しむ間もなく、次の配達へと走っていく配達員なのでした。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●それはチップをいっぱいあげるべき。
↑これはもうゲームのスーパープレイより偉大な例だよ。
↑しかも嬉しそうにやってくれている。
↑人に幸せとか食事とかを運んでくる人には、何かしらの魅力がある。これは仕事と同時にゲームでもある。そしてこれは楽しそうだ。
●自分は一度タクシーの運転手に40ドル(約4000円)払って、バスが出発する前に10分以内にダウンタウンまで行ってくれるように頼んだことがある。混雑して通常なら20分以上かかるところだった。
運転手は猛スピードで信号無視してがんばってくれ、それは最も怖く最もエキサイティングなタクシー乗車だった。
↑君なら韓国が好きになると思うよ。もしタクシーの運転手に2万ウォン(2000円弱)くらい渡して「急いで」と言うと、目的地に着くために命のリスクを感じさせてくれるよ。
●配達の男性がピザを持って走ってくれたのだから、料金の50%はチップをあげるべき。
↑ここはイギリスなので、多分チップ自体がないと思う。
↑きっと給与がチップなしでも普通なんだろう。(アメリカはチップをもらう代わりに、店からの給与が低い)
↑イギリスのほとんどのチップのシステムは90年代に死んだね。その前でさえそれほど活発でもなかった。
きっとこれはペイパルか何かを使って注文したんだと思うよ。50ポンド以下で現金を使う人はほとんどいないね。
●「それで、住所は?」
「プラットフォーム9と3/4」(ハリーポッターの名シーン)
「またか」
●これを見て今日の機嫌がよくなったよ。
●それで、これはどこ?
↑イギリス中部のノーサンプトシャー州にあるケッタリング駅
●ここの駅に改札機はないので、配達人がチケットなしで入るのは大丈夫なんだ。それからピザはクレジットカードで買えるので前払いができる。配達のできる範囲に駅が位置していたのだろう。
●なんてこった。これを去年デンバー(アメリカ・コロラド州)でしようとしたら、「駅には配達できない」と言われたよ。
なかなか粋な配達ですね。
ただし電車の中はピザのにおいで充満するので、マナー的にこれが可能な電車や駅は限られてくるとは思います。