2016年05月07日 14:53

コカインの値段「植物のとき・抽出したとき・国境を渡ったとき・都会の末端価格」どれだけ変わるのか

 

コカインの値段00
依存性の高い薬物として知られるコカインは、ほとんどの国で厳しく所持・使用が禁止されていますが、密売人の手によって出回っているのが現実です。

コカインはコカの葉から抽出されたものですが、植物のときの価格と、ドラッグとしての末端価格では、いったいどれほどの差があるのでしょうか。

The formula for Mexicans to make drug money is hard to beat | www.bullfax.com

・コカは南米原産で、コロンビアの農夫が売る値段は、ひと束およそ80ドル(約8500円)。

・コカをペースト状にしたものは800ドル(約8万5000円)。

・そこから抽出された純粋なコカインになると、コロンビア内で2147ドル(約23万円)。

・それがアメリカの国境を渡ると3万4000ドル(約365万円)。

・そしてニューヨークのストリートでは12万ドル(約1300万円)で売られています。

実に1500倍!

この大幅な価格のジャンプと、中毒性・依存性の高いことが、ドラッグの蔓延を防ぐことのできない大きな要因となっています。

この件に関しての海外掲示板の意見をご紹介します。

●「製品の原価ではないんだ、送料と人件費に対して払ってるんだ」

↑今日、自分は麻薬密売人は基本的にチケットマスター(イベントやコンサートチケットを扱うところ)だと知った。

↑1ドルの製品に1499ドルの手数料。

↑「おい、彼に生涯に使った原材料の値段を教えてやるべき? きっと驚く……」

●コカ1本ください。

↑ペルーに行くとそこら中にあるよ。

●その説明は、最初の2つの段階で大きな差がある。
ペルー在住だが、お茶などを作るのにコカの葉は手に入る。アンデスでは一般的で、高山の生活では助けになる。だがお茶を飲んでハイになることはない。コカインを抽出するには化学的な過程が必要で、葉の部分は捨てられる。
その差は、近所の材木屋で80ドルの硬材を買えるが、装飾されたイスになると800ドルになるのと変わらない。2つ目を作るのに1つ目の物が必要だが、その時点ですでに同じものではない。

●ペルーに行ったが、基本的にコカの葉は安いものだ。ビジネス先で試したが、ボウルにミントのように入っていて自由に採取することができた。それからコカの葉のお茶は高山病に効く。

↑自分のお気に入りのティでもある。だが入国管理局は通してくれないよ。

●自分が刑務所と弾丸に対してアレルギー体質でなければ、手を出していたビジネスだった。

↑アレルギー体質ってどうやってわかるのさ。自分は両方とも体験したが症状はなかったな。

●計算するのが面倒な人へ
1ドルの葉っぱが、ニューヨークでは1500ドルだ。

↑(ニューヨークのものは)おそらく薄めたものだから1ドルの葉っぱが3000ドルが妥当。そもそも純粋なコカインがアメリカで手に入るチャンスはほとんどない。
ソース:自分は中毒者。

↑そこが3万4000ドルから12万ドルへの変化なのだろう。

●ハイリスク・ハイリターン。なぜそんな大勢の人がリスクをとるのかわかる値段だ。

↑しかも無税だ。

●2005年にボリビアのコカの葉の栽培者とチャットして、どんなに支払われていないかを知って驚いたことがある。

↑栽培者は作物を育てるだけだ、バジルの葉や他の植物栽培と変わりはしない。その他のサプライチェーンの男たちだよ、カルテルやら犯罪者に殺される心配をしなくちゃいけないのは。

●ストリートでの価値は、いつも法律によって値段を膨れ上がらせている。


日本でもドラッグが蔓延していると言われていますが、これだけ値段が跳ね上がるのであれば、麻薬の取り締まりがいたちごっこになるのも頷けます。

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