「トランプ候補がアメリカ大統領になっても安心してください」→アメリカ脱出用にアメリカ人とカナダ人の出会い系サイトが登場
11月のアメリカ大統領選の共和党候補指名がほぼ確実だと報道されている、不動産王ドナルド・トランプ氏。民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン氏との大統領選の対決が注目です。
支持を集める一方で、あまりに個性的(過激)な物言いから、大統領としてふさわしい適性があるのかアメリカ国内外で不安視されています。
そんな不安を感じるアメリカ国民のために、
「もしトランプ大統領が誕生したときのための、カナダ人とのオンライン・デートサイト」が誕生しました。
Dating website to match Canadians with Americans escaping Trump presidency
メイプルマッチ・ドットコム“ MapleMatch.com”は、アメリカ人とカナダ人を組み合わせるサービス。「愛」と「トランプ氏が大統領になったときの救出」を提供すると約束しています。
CEO(最高責任者)のジョー・ゴールドマン氏によると、このサイトのアイデアはテレビでトランプ氏を見ていて思いついたそうで、現在4150人ほどの登録があり、その70%はカナダ人だそうです。
アメリカのGoogleでは、選挙の予選中に「カナダへの引っ越し」が検索ワード上位にランキングされたことも、こうしたアイデアを加速させた要因のようです。
海外掲示板の意見をご紹介します。
●正直に言うと、国を脱出すると発言する人は、実際に誰が大統領になっても絶対に脱出しない。
↑自分は割と若いほうだけど、「○○(候補)が大統領になったらカナダに引っ越す!」とブッシュVSゴアのときによく聞いたよ。彼らはまだいるけどね。
↑自分はフロリダ州で子供時代を過ごし、リック・スコットが選挙で勝ったらノースカロライナ州に引っ越すと友人たちに公言した。彼が選出されたのちに夏に引っ越した。もともと選挙に関係なく引っ越しは計画していたんだが、そのことで友人たちを笑わせたよ。
↑州から州は国から国の引っ越しよりは簡単だしね。
●カナダに住んだことある? 博士課程で行ったけどすばらしいよ。
いや、真面目にこれは悪いアイデアではない。
●そのサイトのモットーは「デートをまたすばらしいものにしよう」だった。
●じゃあ、トランプ氏が選出された時の脱出用に、メキシコ人とアメリカ人を組み合わせるWEBサイトはどうだい?
↑誰もメキシコには行きたくない。
↑お金があって政治に参加せず、壁で覆えばメキシコは大丈夫。
↑それはトランプ氏が正しいってことだろ。(メキシコとの国境に高い壁を建てると発言)
●アメリカ市民が脱出するためのWEBサイトなのに、登録してるのは70%がカナダ人って、彼らはどれだけフレンドリーなんだ。(カナダ人はフレンドリーなイメージが定着)
●一応似たようなサイトがメキシコとの組み合わせでもあるけどね。
しかし何かとトランプ氏に関することは、話題が満載ではあります。
日本も多大な影響を受けることが予想されるだけに、大統領選の結果が気になるところです。