2016年05月19日 12:07

かわいい珍獣「イリナキウサギ」が20年ぶりに発見される…海外の反応

 

イリピカ・ウサギ00
中国北西部の天山山脈に生息すると言われている「イリナキウサギ」は、1983年に発見されたものの、長らく専門家や写真家の目を逃れてきました。

過去に確認された個体数も30匹足らずと幻のウサギでしたが、20年ぶりに発見され、撮影に成功したそうです。

かわいらしい姿をご覧ください。

Rare 'Ili Pika rabbit has been photographed for the first time in 20 years.

イリピカ・ウサギ01
こちらがイリナキウサギ

これはかわいらしい……。

ウサギなのに、ちょっとテディベアっぽくもあると紹介されていました。

ナキウサギの仲間で、現在の生息数は1000匹未満だろうと見られています。

イリピカ・ウサギ02
英名は“The Ili pika”(イリピカ)であることから、「ピカチュウはこの生き物からインスパイアされたのでは?」という英語の報道もありました(偶然だとは思いますが)。
PIKACHU NEST PAS INSPIRE DE LILI PIKA ! - YouTube

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●写真はlLi Weidong氏によって2014年7月9日にXinjiangで撮影されたもので、その他多くの写真はここから見られる。
'Magic rabbit' nears extinction in China - CNN.com

↑「このテディ・ベアみたいな生き物は天山にたった1000頭以下しらおらず……」なんてこった。

↑とても突き止めにくい事実なのにどうやって個体数がわかるのだろう?

↑いや、実際わかっていないよ。単に野生では1000頭以下しかいないだろうと伝えている。

↑見積もりは、彼らの通常のなわばりで、どれくらいの頻度で目撃されたかを元に算出する。「1万匹いればもっと頻繁に目撃されるはずで、100匹しかいなければほぼ目撃されることはない」という統計が基本になっている。

●こうした珍しい動物を撮影をするためのプロセスについて誰か知ってる?
写真家は地域の人などと協力し合うのかな? あるいは偶然に動物が現れるまでうろうろしているものなの?

↑こんな感じかと。
1)生息地と知られているところへ行く。
2)そこで暮らしている痕跡を探して、最も現れる頻度が高い場所を探す。
3)エサをおく。
4)カメラを準備して、祈りながら長い時間待つ。ときには数週間待つ。

↑すごいのは2002〜2003年に37日間探して1頭も見つからなかったこと。

●この写真家はオーキド博士から得点をたくさんもらったにちがいない。
オーキド・ユキナリ - Wikipedia

●うちの母親はこの動物に夢中だよ。プロフィール写真は全部この動物にして、ときどき「ピカ」と呼んでもらいたがる。ついでに私のことも「ピカ」と呼んでくる。混乱する。イリピカ・ウサギ03

●今この動物のことを読んだが、パンダよりもっと絶滅の危機にある。中国では「マジック・ラビット」(魔法のウサギ)と呼ばれている。

●ピカピカッ。

↑これのことか。
イリピカ・ウサギ04

↑それが見たくてコメントを見に来た。


1983年の最初の発見時より、現在は7割減少していると見積もられています。

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