「国境を越えて消防隊が消火活動を行うのは…こんな時」称賛されていた1枚の写真
緊急時にはどんな場所へも出動するのが消防・救急の役目ですが、それはあくまで国内に限っての話。
許可なく国境をまたぐことなどできませんが、とある消防隊が「国境を越えて消火活動を行った」と紹介されていました。
どういうことか、その時の写真をご覧ください。
Arizona firefighters fighting fire across the border
国境と接したアリゾナ州の消防車が、メキシコのホテル火災に駆けつけて消火活動を行っているところだそうです。
一刻を争う消防活動、そしてメキシコ側の消防が間に合っているようには見えないだけに、この行動の価値は計り知れません。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●みんなはよくトランプ大統領候補ことをジョークにするが(「メキシコの国境に大壁を作り、費用はすべてメキシコに支払わせる」と発言している)、それは構わないが、真面目にこれはとてもすごいことだ。消防士たちにこれをする義務は全くないが、それでもやってるんだから。
↑消防士として言うが、彼らはとても良い角度から戦ってるよ。
↑100フィートほど離れているからと言って、火事と戦わないと決めることは良いアプローチではない。そして火事に国境の規制はない。
↑反対側から火事に立ち向かうことは、自分のところに火が広まるのを防ぐ。
↑救助の協定が結ばれているのではないかな。
●われわれの仕事を奪い、次にわれわれの水を奪っているんだ。
↑これはジョークだと思うが、われわれもコロラド川をかなり枯らしている。彼らの水をかなり長い間盗んでいる。
↑心配するな、トランプ大統領候補が水をガソリンに変えると思う。
↑急に炎が10フィート高くなった。
●きっと1人の消防士がはしごを登っていき、そして降りてきたら27人もいて、国境の職員が怪しく思い始めるんだ。
●参考に言うと、アメリカとカナダは緊急時のサービスは国境付近では共有されている。共同トレーニングを行ったりもしている。
●ボストンは1917年にハリファックス(カナダ)で大爆発があったときに救助を送り、それ以来感謝の気持ちとして毎年クリスマスツリーが贈られてくる。
(セントローレンス川は既に氷結していたので、カナダ最大の都市モントリオールからは来られなかった。近くの大都市はアメリカのボストンであり、約1,000kmの距離で鉄道が通じていたため、爆発直後から救援活動が始まり、医者、医料品、救援隊、救援物資が続々と送りこまれた。ハリファックス市民はこれに感謝の気持ちを持ち続け、約90年経った今でも毎年巨大なクリスマスツリーをボストンに贈っている。:ハリファックス大爆発 - Wikipedia)
カナダとアメリカなど、国と国の関係によっては緊急時サービスは共有できるとのことです。