10代の若者が美術館の床にメガネを置く→人だかりができて「興味深いアートだ」「形而上学的な意味があるのでは…」語り始める
サンフランシスコの現代美術館で、10代の若者が「床に自分のメガネがあったら来客はどんな反応をするだろうか?」と試しに置いてみたそうです。
その結果、メガネの前には人だかりが生まれ、この「アート」について語りはじめたそうです。
Someone Put Glasses On Museum Floor And Visitors Thought It Was Art
この実験(いたずら?)を思いついたのは、今秋から大学生になる17歳のTJ Khayatanさん。
こんな風に無造作に置いた結果……。
「ふむふむ」と関心を示す女性。
(いや、ただのメガネですよ)
こちらのカップルも興味深げに眺めています。
(でも何の変哲もないメガネなんです)
だんだんと増えて、数分もするうちに人だかりに。
(落し物です)
ついには接写する人まで。
(すぐに持ち主が持って帰りますけどね)
見物人たちは、現代アートであるこの作品の形而上(けいじじょう)学的意味を熟考していたとのことです。
このことを、持ち主であるTJ KhayatanさんがTwitterに投稿したところ、すでにRetweetが5万件を超えるほどの人気を呼んでいます。
LMAO WE PUT GLASSES ON THE FLOOR AT AN ART GALLERY AND... pic.twitter.com/7TYoHPtjP8
— teejay (@TJCruda) 2016年5月24日
もっとも現代芸術は、従来の概念の枠にとらわれないのが特徴でもあるので、作品単体でどうこう言うべきことではないかもしれませんね。
ちなみにメガネ以外のものを置いても、まったく関心はされなかったとのこと。
もしかしたらこのメガネが特別な魅力があったりは……しないと思います。