オリーブの木が樹齢2000年を超えると…こんな姿になる
地中海原産の「オリーブの木は」モクセイ科の常緑高木。通常の木はこんな姿をしています。
さて、このオリーブの木が樹齢2000年に達すると、どんな姿になるのでしょうか。
写真をご覧ください。
すごい存在感……。
枝が入り混じったような複雑な幹。
知性が宿ってるような気配さえします。
このオリーブの木に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●トリビア:古代ギリシャではオリーブの木を破壊したり、神聖さを汚したりすると死罪だった。古代ギリシャ人はオリーブがそれだけ好きだったのさ。
↑古代の人々だけじゃない。
↑その通り。オリーブの木は今でもギリシャでは貴重。オリーブオイルはギリシャでは何千年も食事の基本だ。それから古いオリーブの木は珍しいわけではない。2000年のものは知らないが、簡単に200〜300年に達する。
●そんな古い木とは知らなかったが、調べてみるとスウェーデンには1万年の木がある。当時の世界人口は500万人未満だった。
(6 of the Oldest Trees in the World)
↑樹齢を知らなければあまり感動的な木ではないな。木も歳をとると縮んで弱々しくなるのかもしれない。
↑それはクローニングの木だからだ。樹木そのものが1万歳というより有機体としてなんだ。大部分はどんどん死んでいき、新しく生えてくる。
木そのものが最も古いのは樹齢5000年で、カリフォルニアにある。確か保護のためにどこにあるかは秘密にされているらしいが。
●アメリカで2番目に古い3500年の木が4年前に頭のイカれた女が燃やしたんだ。
(Woman arrested in 'The Senator' tree fire)
●人の意識をつなげられたらすばらしいと思わないかい。そしてその木を通して一生が見られたらと思う。
●いまでも実はなるの?
↑多分ね。動物とは違って木や植物は死ぬまで実や花を咲かせるんだ。
●ということは条件さえそろえば、木は不死身ってこと?
●その木には、とてもじめじめしたオリーブがなりそうだ。
↑自分もそれに興味がある。そんな古い木の実は熟成したワインのように良いのか、それとも古すぎてまずいのかどっちだろう。誰か知っている人いる?
↑この木の近くで生まれて、木を近くで見たこともある。母親がその木になったオリーブを食べたことがあると言っていた。なんら他のオリーブと変わらないらしい。
これだけ高齢の木でも、実が遜色ないというのは神秘的ですね。