「これがアメリカのすべての郡(カウンティ)を訪れた人のルートマップ」3142か所を全制覇した地図が凄まじいことに
アメリカ合衆国の国土面積は世界3位の広さで、50州すべてを訪れるだけでも気が遠くなる距離をカバーしなければいけません。
ところが州のみならず、アメリカ国内すべての郡(カウンティ)を制覇した人が、どんなルートをたどったのか地図に記していました。
ルートマップをご覧ください。
A cousin of mine visited every county in the US. This is his route map.
本当に全てを行き尽くしています。
日本の都道府県を網羅するだけでもかなりの大旅行となりますが、それが全米となるといったいどれほどの行程なのか……。
実際に周った人の、いとこにあたる人物が紹介していました。
海外掲示板の感嘆の声をご紹介します。
●彼(いとこ)の名前はルンバって言うのかい?
↑「またミシガンで止まってる。誰かちょっと蹴飛ばしてくれ」
↑ぐいっ。
●ミシガン州はカウンティ(郡)が最も多いのかな?
↑(投稿者)いや、彼(いとこ)がミシガン州出身だから。
↑テキサス州には254のカウンティがある。多分ミシガン州よりも多いと思うよ。
↑ジョージア州はもっと小さな面積で159もあるよ。クレイジーだけどいくつかのカウンティは20マイル(約30km)の距離にある。
●ちょっと聞きたいのだけど、いったいどれくらい時間と費用がかかるの?
↑(投稿者)本人による見積もりだが、40万マイル(約64万km)が地上で、30万マイル(約48万km)が飛行機らしい。あわただしい17日間のアラスカを通る旅では、フェリーボートに3回、飛行機に23回乗ったそうだ。
ある時はオハイオ州の1つのカウンティに行くために、吹雪の中を50マイル(約80km)も運転した。彼によるとディスカウントの飛行機と安いモーテルに泊まったそうだが、いったい総額はいくらなのか把握できてないようだ。
新聞記事にもなっているよ。
(Man's Odyssey to See the Nation's Counties Ends in Nantucket)
●全米のカウンティをパレードしたのはいいとして、いったいどれだけリッチなんだろう? 自分もお金があったらやってみたい。
↑1955年に始めたそうだよ。中流階級なら60年かけたらできると思う。
●こいつはすごい! これは小さなことではない。ほとんどの人にとって50州訪問するだけでも困難だ。
教会区、自治町村、独立都市、ワシントンD.C.を入れて合計では3143か所のカウンティがある。
↑(投稿者)その通り! 彼が達成した当時は3142か所だったが、コロラド・カウンティが2つに分かれたらしい。
↑アメリカで最も新しいカウンティだよ。ブルームフィールド・カウンティだ。
↑(投稿者)そこは、いとこが唯一行ってない(だけど計画していると思う)。1991年に終えてるから、分かれる前に通ってはいると思う。
●しかしどうやって成就したんだ?
↑(投稿者)30年かけたそうだよ、尊敬している。
↑トラックの運転手なの?
↑(投稿者)いや単なる熱心な愛好家だよ。
●自分もこうしたことをしたいと思ってるんだが、どうやって支払っていくんだろう。
趣味の一環として30年かけて周ったとのことです。
本人もかかった費用は計算していないそうですが、それなりにお金がないと実行は厳しそうですね。