木星に巨大オーロラが出現、サイズは地球の3倍…海外の反応
NASAの木星探査機ジュノーが明日(7月4日)に木星を周る軌道に到達し、これによって木星の解明はもちろん、太陽系の成り立ちの理解が深まるのではないかと期待されています。
注目度の高まる木星ですが、ハッブル宇宙望遠鏡がオーロラを観測した画像をNASAが公開し、話題を呼んでいます。
Hubble Space Telescope captured giant auroras around Jupiter
地球と同様、極地周辺にオーロラが発生しています。
大きさは地球よりもはるかに大きいとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●別の視点に目を向けると、木星の赤く丸い表面は地球が入るほどの大きさ。つまり地球の何倍も大きなオーロラなんだ。
↑木星の半径は地球の半径の11倍よりちょっと大きい。それを目安にするとオーロラは地球の直径のおよそ3倍だね。
↑きっちり3倍だった。
↑それからこのオーロラは肉眼では見えず、紫外スペクトルで表示したものだ。
それから低速度撮影のショートビデオもある。
Timelapse of Jupiter’s auroras - YouTube
↑さらにわかりやすい観点から言うと、比較にバナナを木星の隣に置いても見えない。
●時期ははっきりしないが、もうすぐ木星のすばらしい写真が見られると思う。
ジュノー(探査機)が7月4日にたどりつくからね。
●生きたまま木星まで行けたらいいのに。空気はどれくらい濃いのだろう? 液体に当たるまで落ちるのだろうか? 見えるのかな? いったいどれくらい深いところが見られるのだろう。
●自分のゲーム経験からいうと、そこにはエイリアンの基地があるんだ。
●誰かこれをフォトショップで加工した画像ではないと言ってくれ。これはすばらしい。こんなものが存在するとは全く知らなかった。
↑これは2枚の別の写真を重ねたものだと思うよ。
●オーロラが他の惑星でも発生するとは思ってもいなかった。よくよく考えてみると納得がいく。木星は極端にパワフルな磁力があり、それがオーロラの原因となっているんだからね。
残念ながら裸眼で見えるものではなく、紫外線で観測したオーロラと通常撮影の木星を合成したものだとのことです。
木星の表面側から観測したら、どんなことになっているのでしょうね。