「オーストラリアでは手品師以外はウサギを飼うことが禁止の地域があると知ってた?」その理由は…
犬や猫ほどではないですが、ウサギも世界的に人気のペットです。
ところがオーストラリアのクイーンズランド州では、手品師以外はウサギを飼うことが禁じられており、知らずに持ち込むと高額な罰金が科されます。
その理由はなんでしょうか。
ウサギは西洋人が入植時に持ち込んだものですが、天敵がいないため増えすぎてしまい、生態系が崩れ、また農作物も荒らされるそうです。
クイーンズランド州のみと言っても、オーストラリアの実に4分の1を占める面積を持っています。
ウサギがクイーンズランド州に侵入しないように数百kmにわたるフェンスが設置されているとのこと。
ちなみにシドニーは南側のニューサウスウェールズ州なので、ウサギを飼っても問題ないようです。
この件に関する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●調べるのが面倒な人に:ウサギが禁止の理由は、増えすぎて、その他のオーストラリアのすべてを台無しにするほど侵害してしまうから。
↑だけど手品師だったら、ウサギを消すことができるからOKなんだよね? そうだよね?
↑ウサギを消すマジックは手品じゃなかったんだ。本当だったんだ。
↑同僚の女性が言ってた。1950年に彼女が家族とメルボルン(ビクトリア州)からアデレード(南オーストラリア州)まで運転したところ、彼女の父親は50マイルごとに止まってはウサギの死骸を車輪から取り除く必要があったそうだ。
●ウサギ以前に、オーストラリアはすでにいろいろなものが台無しになっているナンバー1だという自信があるけどね。
●ウサギはオーストラリアの環境にとって大きなリスクだ。クレイジーなまでの繁殖力が理由で、(マジシャンなど)繁殖させる可能性が少ない人間だけが許可されている。
●「マジシャンの公認カードをお持ちですか?」
「あなたの財布の中を見てください」
●叔父がマジシャンだが、ウサギは所有していなかった。彼の得意技はいつでも町を歩くと、いつのまにかバーにいるマジックだ。
●冗談ではない証拠。
「ウサギを飼うと罰金、最高44000豪ドル」(約335万円)
●50年代に粘液腫病というウサギの病気を蔓延させてウサギの繁殖をコントロールしようとしたんだ。罹患するとウサギは腫瘍、盲目、めまいや熱などを患い、14日以内に死んでいった。この方法は恐ろしく効果的で、6億羽のウサギを1億羽に減らしたんだ。
●マジシャンであることをどうやって証明するかだが、ウサギを消すんだよ。同時に証拠もなくなるけどね。
減らし方も恐ろしいですが、ウサギは繁殖力が高いため、天敵がいないと激増してしまうとのこと。
ウサギのようなポピュラーな動物であっても、外来種を持ち込むのはリスクが高いようです。