「ミラノの街中には『垂直の森』と呼ばれる建物がある…決して名前負けしてない」
イタリア最大の商業都市であり、ファッションの街としても知られるミラノ。
2014年に「垂直の森」を意味するタワーマンション「ボスコ・ヴェルティカーレ」“Bosco Verticale”が完成しました。
決して名前負けしてないと、海外掲示板で話題を呼んでいた景観をご覧ください。
マンション全体が緑一色!
たしかに森と呼んでも大げさではない樹木の量です。
空中庭園のような雰囲気がありますね。
部屋の中から。
ちなみに2棟のマンションに植えられた面積をすべて足すと、サッカーグラウンド1面に匹敵するとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これはミラノにあるマンションだよ。
建物の高さは110mと76mで、テラス面積は8900平米、900本(550本+350本)の木が植えられている。このタワーは、ボエリ・スタジオによってデザインされ、植物学者らの助力を得ている。
(Bosco Verticale - Wikipedia)
↑ストリートビュー。
↑別の角度。
●木の根がビルにひびを作らないような対策が取られているのかな。根は侵害していくので。
●エンジニアとしては、長期間経ったらどうなるのか読める。自分が知る限りでは木の根はコンクリートのことはお構いなしに成長するので、きっとそれを防ぐ何かを使用しているのだろう。中に金属とかね。
●このタワーマンションは、自分は余裕がなくて絶対に住めないだろうな。
●森のエンジニアだが、木の長期にわたる健康や寿命については疑問ではある。あまり木にやさしい環境ではない。建築家の意見も聞きたいな。
●重くなっていくバルコニーをどうやって支えていくのか気になるな。
●縦向きの森、とてもクールだ。だが根はどこへ行くんだい?
●虫とかクモが増えると思うと……。
●とても青々として、空気中に良い湿気を考えると、これは人生の質をあげるすばらしい方法だよ。ワイルドライフを作りながら、建物をクールにする。
●他にもっとこういうのができないかな。自分もバルコニーに木が欲しい。
おおむね好評でしたが、一番安い部屋で80平米・56万ポンド(約7200万円)、いちばん高い部屋だと200平米・170万ポンド(約2億2000万円)するそうです。
維持費も大変そうですね。