愛犬の余命がわずか半年と知った男性、就職せずに一緒に最後の旅に出る
チョコレート・ラブラドールのベラは、9歳だった昨年5月に“がん”(骨肉腫)だと診断され、獣医からは「持って余命半年だろう」と宣告されました。
それを知った飼い主のロバート・クグラーさんは、卒業後の就職予定を取りやめ、残された時間をベラと共に旅に出ることにしたそうです。
ロバートさんとベラの最後の冒険をご覧ください。
骨肉腫のため左前足の切断手術を受け、肺に転移していたことから残された命は3〜6か月と診断されたベラ。
「私の人生において、今はベラと冒険する章だと感じている」と話すロバートさん。
地元のネブラスカ州からシカゴへ向かい、その後、ナイアガラの滝やニューヨークを目指します。
車に乗り込むロバートさんとベラ。
時にはビーチに立ち寄り……
波打ち際で遊んだり、
一緒に泳いだり。
あるときは自転車で。
地元の人々とのふれあい。
おいしいものを食べ歩き。
3本足でも、元気いっぱいにジョギング。
ロバートさんは近年、兄弟や姉妹を立て続けに失くしていることから、最愛の家族と過ごす時間を大事にしたいと考えるようになったそうです。
「この旅がいつ終わるかはわからない」と語るロバートさん。
しかし余命半年未満と宣告されてから、すでに14か月が過ぎているとのこと。
ふたりとも、いい表情をしてますね。
より長く、そしてより思い出深い旅になることを期待します。
IMAGE:Robert Kugler