2016年07月18日 10:58

オーストラリアの子供病院(総費用1000億円)の屋根からアスベストが見つかる…中国から輸入

 

オーストラリアの子供病院からアスベストが検出00
オーストラリアのパースで、総費用12億ドル(約1000億円)の子供病院が建設され、この10月にオープン予定でした。

ところが中国製の屋根のパネルに、健康被害の疑いがあるアスベストが含まれていることが判明し、全て取り替えることになったそうです。

Asbestos found in new $1.2b Perth children’s hospital - roof panels made in China

オーストラリアの子供病院からアスベストが検出01
オーストラリアでは日本と同様にアスベストは禁止されています。そして、病院は10月にオープンすると正式に発表されていました。

(※かつて建設資材に使われてきたアスベストですが、長期間大量に吸入すると肺ガンなどのリスクが上がるなどの健康被害があるとして、日本では使用・製造は規制されています)

オーストラリアの子供病院からアスベストが検出02
ところが屋根に使ったパネルからアスベストが見つかり、全てやり直しの上に、かかわった作業員も検査することになっています。

取り替えることになった150枚のパネルは中国で作られたものでした。アスベストの検査は中国で行われ、アスベストフリーとのお墨付きだったそうです。

本件の責任は土建業者のジョン・ホーランド・グループにあると、非難の声が上がっているようです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●いったいアウトソーシング(外部への業務委託)のどこに、費用対効果があるっていうんだい?

↑こんな会話だったんだろう。
「これはどこで作られているんだい?」
「中国で」
「今は利幅はどれくらい?」
「200%」
クオリティよりも資産運用が目的なのさ。

●新規の建物で、いまだにアスベストを心配しなくちゃいけないってのが信じられない。

↑コロンビアではアスベストを禁止する議会もないよ。それを禁止するプロジェクトは証拠不足が理由で閉鎖されてしまった。

↑すでに科学的な情報で、どんな結果をもたらすか説明したものがあるだろう?

↑そうだよ、もはや根拠となるリンク先も探さないが、そうだと言っておくよ。

↑ソーラー・ファームで昔働いて、多くのアスベストを掘り起こしたよ。ドリルから100m圏内にいるときはマスクは必須だった。
長期間にわたるアスベストは本当に体に悪い。コロンビアの政府はどれだけ愚かなのかを見せているね。

●毎朝毎晩、何千もの中皮腫に疾患したCMを見て、そうだと思わせたよ。
中皮腫 - Wikipedia

↑中皮腫と結び付けてるものは珍しいな。たいていはガンがアスベストと結び付けられている。

↑カナダ人として恥ずかしい。われわれはまだケベックで製造している。その名前がついているほどだ。だがもう使用はできなくなっている。人をゆっくり殺すんだ。25〜40年かけてね。

↑このアメリカでも500以上の建築資材にアスベストが含まれているよ。大半は法で規制されている上に、他の物と接着されているので、害のある飛散はないとされている。
(近年はアスベストを飛散させない無害化技術が進歩している)

●仕事で2社の中国メーカーと取引をしたことがある。2社とも絶対に「NO」や「できない」を言わない。いつも「できますが、ちょっとコストがかかります」だった。

●中国にそのパネルを頼んでかなりコストダウンできたはず。しかし今は10倍の取り替え費用が発生しただろう。
それ以上に評判を落としていることも考えると、どれくらいネガティブなインパクトがあるかわからない。

●少なくともカナダのアスベストを使って欲しかった。

●チャイナ・クラシックだ。驚きでもない。

●みんな中国を責めているが、これはオーストラリアの責任だね。国に入ってくるものを検査するのは当たり前だ。

↑検査したと書いてあるよ。ただし中国で。

↑検査もアウトソーシングなのか。


取り換えにはかなりの費用が計上される見込みですが、アスベストを扱っていると知らされていなかった作業員が一番の被害者かもしれません。

コストカットは慎重にしないと、コスト面からも安全面からもリスクがあるようです。

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