インド、5000万本の木を24時間で植えてギネス記録…80万人の学生や主婦が力を結集
衛生面や環境面で多くの問題を抱えているインドですが、この度、地球にやさしい世界記録を樹立しました。
なんと1日に5000万本近い木を植えたそうです。
India Has Planted Nearly 50 Million Trees In 24 Hours
このイベントは7月11日に北部のウッタル・プラデーシュ州で行われました。
学生や主婦など80万人が協力し、4930万本の苗木を24時間で植えることに成功しました。
それまでの記録は2013年に84万7275本を植えたパキスタンが保持していたのですが、今回大幅に記録を更新、ギネスブックはすでに公認しているとのことです。
この巨大な植林イベントは、政府の緑化計画のスローガン「インドをもう一度グリーンに」を広める目的もあったようです。
パリで行われた第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)では、インドは2030年までに9500万ヘクタールの森林を増やすことを約束し、そのために62億ドル(約6600億円)を投じています。
このニュースに関する海外掲示板のコメントをご紹介します。
●それまでパキスタンが保持していた多くの木を植える記録を塗り替えた。こういう対立は歓迎だ。汚染や伐採に対して宣戦布告すべき。
↑その記録を打ち破るどのチームでも参加するよ。
↑何も効果もないものや窃取のための宣戦はアメリカが得意。
↑爆弾の木を空から降らせると宣戦できるよ。
(Old Military Planes Could Drop 900,000 Tree-Bombs a Day)
●パキスタン(2013年に84万7275本)は完全にがっくり。
↑もしインドとパキスタンがこの競争をし始めると、きっと森だけになる。
↑大勢がそれがいいと思うだろう。木で戦争。
●インドをもう一度グリーンに。
↑壁を建てるんだ。木で。
↑そしてパキスタンに支払わせよう。
●壁と言えば、われわれはバングラデシュとの国境に最も長いフェンスがある。インドにとってのバングラデシュはアメリカにとってのメキシコなんだ。
(Bangladesh?India border - Wikipedia, the free encyclopedia)
●良いニュースだ。希望は、他の国も影響を受けて同じことをすることだ。われわれの人生にはもっと自然が必要。
↑アメリカは100年前より今のほうが木が多い。森林伐採との戦いのもっとも難しいところは、みんながどうやって森林伐採が起こるかを理解していないことだ。
実際は紙にするために木を伐採しているわけじゃない。先進諸国の紙や材木はほとんど持続できる収穫物から作られている。
森林伐採の最大の原因は伐採そのものではなく、生存に必要な食糧の農業経営にある。人口は増える一方で、発展途上国では常に食糧の生産を維持することを考えている。これが森を農場に変えさせる。森は農場に向いていない土地も含むので、その結果さらに森を農場に変えていく。
簡単な森林伐採の解決法はないのだ。発展途上国の数エーカーの木が彼らの子供たちの人生より大事と言うことなんてできない。効率的な農業の方法も伐採を防ぐことになるが、道徳や法の問題に終わりはないが、いつか人口をコントロールする必要が出てくる。
↑それが一般的に知られるようになってほしいよ。実際に伐採されたところのほとんどは農場地となっている。人だけでなく、牛や豚や鳥も含むが、人間がそれを食べる。非常に非効率でもある。
●人はゆっくりと地球を癒やすステップを踏みつつある。
↑中国がこれを始めたら賛成する。
●どこに植えようと5000万本は5000万本の木だ。
●人々による大きなステップ。
●パリ協定。ほとんどの国は何もしていないよ。インドはゲームを始めた。
CO2排出量の削減は各国ともなかなか実行できていないだけに、インドの大きな試みに称賛する人が多くいました。