「同じバースデーカードが94回も使われると…こんなことになる」思い出がつまった写真
欧米では誕生日にカードを贈るのが一般的で、家族、友人、知人に毎年のように用意する習慣があります。
ところが同じバースデーカードを、何度も使った人がいました。
驚くことに94回分もです。
誰が誰に贈ったものなのか、そのカードをご覧ください。
This birthday card has been regifted...94 times
むむっ!?
「ビル」と「スティーブ」のサインがびっしりと並び、そして最後のひとつを除いて打ち消されています。
右の印刷メッセージは:
「このカードを保存しておいて、私の誕生日に贈ることができます」
ビルがスティーブに贈り、スティーブがビルに贈り返し、またまたビルがスティーブに贈り返し、なんとそれを年に1往復、47年間も行ったり来たりを続けてきたのです。
究極の節約ですが、両者が毎年きっちりと贈り返していることにも驚かされます。
このカードに対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●どちらも1年もミスらなかったことがすごいよ。
↑そしていつかミスる日が来るんだ。
↑なんで、そんな悲しくなることを言うんだよ。
●(投稿者)過去47年間、婚約者の叔父と彼のいとこが、同じ誕生カードを毎年贈り合っていたんだ。
カードの表紙はこれ。
「ルックスの良い親戚へ お誕生日おめでとう」
ちなみにこのカードは1970年に25セント(約25円)で購入したものらしい。
↑これはもう誰かへのギフトにお金を使わずに済む、最高のやり方だ。そのふたりのどちらかが、カード内にギフトカードやお金を入れる先例を作らない限りね。
↑そうなったら去年もらったお金を、次に贈り返すまで保存しておくんだ。
↑それは天才だ。
↑そして少しずつ足して増えていき、いつか全部もらうんだ。
●今日、これを見てとても良い気分になった。うちの父と祖父がほぼ同じカードを祖父が認知症で不可能になるまで何年も贈り合っていたよ。
まだカードもどこかにある。同じように名前を消して書き足し、途中から西暦も入れていた。祖父は数年前に亡くなり、もう何年もそれを見ていなかった。
この素晴らしい思い出を思い起こすノスタルジックな気分にしてくれてありがとう。
●自分と姪はギフトバッグの贈り合いをしている。彼女が装飾して贈り返すのが6年続いている。中はテープを貼らなくちゃいけなくなったけど楽しい。
●誕生日がいつかによって、片方はもう片方より長くこのカードを持っていることになる。どっちがどのくらい長いのだろうね?
●ビルはカラフルなペンを持っている。スティーブはきれいな筆跡。
「グリーティングカードの会社にはあまりありがたくないかも」と言う声もありましたが、同じものを贈り合う人は結構いるようです。
最初の内は味気ないかもしれませんが、積み重なると、お金には代えられない価値が生まれるものですね。