「子猫が車の奥底で鳴いている…自力で脱出できそうにない」→車を破壊して救助する
アメリカ・フロリダ州のベロ・ビーチに住む夫婦の車のダッシュボードに、生後6週間の子猫が入り込んでしまいました。
自力での脱出が不可能と悟ったデニス・ウィルフォードさんは、子猫を救うために愛車の破壊を決意しました。
Family Destroys Their Car to Save a Kitten's Life
デニス・ウィルフォードさん夫婦の所有する車は、1995年製のシボレー・モンテカルロ。
車の奥で子猫の鳴き声が聞こえるものの、どうしていいかわからないデニスさんは、Facebookを通じて助けを求めました。
すると、近くで修理工をしているロンさんとバレリーさんが名乗りを上げ、わずか数分で駆けつけてくれたそうです。
ダッシュボード、カーラジオ、AC電源、次々に引きはがされていく車。
取り外されたダッシュボード。
そして、ついに子猫が救出されました。
車に入り込んでから20時間が経過していましたが、少しの消耗と脱水がある他は、健康状態に問題はなかったそうです。
引き換えとなった車の名前を取り、「モンテ」と名付けられました。
デニスさんは「車は置き換えることができるが、動物はそうはいかない」と、車を破壊した決断にまったく後悔はないと述べています。
家族の一員が増えた夫婦は、現在新しい車を購入するために節約生活をしているとのことです。