「没後400年、シェイクスピアの記念硬貨のデザインを見てほしい」クールだと評判に
イギリスを代表する偉大な作家といえば「ロミオとジュリエット」や「ハムレット」でおなじみのウィリアム・シェイクスピア。2016年の今年、没後400年を記念した記念硬貨が作られました。
3種類の2ポンド硬貨(約270円)が作られたのですが、そのうち1種類のデザインが特にカッコいいと話題を呼んでいました。
どんな記念硬貨なのかと言うと……。
Britain marks 400 years since Shakespeare's death with badass 2 pound coin.
こ、これは!
なんと思い切ったデザイン。
シェイクスピアらしいと言えばシェイクスピアらしいのですが、イギリスで一般的に使われる通貨としてはインパクトのあるデザインです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●長生きしているのはわかっているが、これで女王を表すのはちょっとひどくないか?
(イギリスの硬貨は全てエリザベス女王が描かれている)
↑コインをくるくる回したら、裏の女王の絵柄と交互にどんな風に見えるのか知りたい。
↑もっとひどいのは、硬貨で表裏を決めるときに“heads or tails”(頭か尾か)と言うのが、“heads or heads”(頭か頭か)になってしまう。
↑“heads or death”(頭か死か)でいいんじゃない?
●シェイクスピアファンのアメリカ人としては、どうやってこれを手に入れたらいいの?
↑ここで売ってる。
(Treasure for Life)
●まるで80年代のヘビメタのアルバムカバーみたいだ。
●「イギリスは良い硬貨を持っている。最高のコインだよ。いつもそう言ってる。多分最高のコインだよ」(ドナルド・トランプのセリフ)
↑自分も誰かが言ってるのを聞いたことがある。良い硬貨だとね。そして大きいんだ、巨大なんだ。
↑次の1ポンド硬貨は、RFIDのシリアルナンバーを含む最も高いセキュリティを兼ね備えた硬貨になる。そしてその技術を世界に売ろうとしている。1ポンド硬貨が世界で最も保証された個性のあるコインとなるであろう。
(RFID - Wikipedia)
↑なぜ1ポンドコインにそこまで頑張るんだ? 無駄と思ってしまうのだが。
↑かなりの量の偽硬貨が出回るんだよ。全体の3%とかね。多分知らずに持って使っていると思う。
●(投稿者)今日、ストラットフォードのギフトショップで売ってるのを見かけた。3種類の2ポンド硬貨を買ったよ。かなりクールだ。
↑ひとつもらっていい?
●どくろとバラ! それは偉大な死への捧げもの!
●2ポンド硬貨はあまり実用的じゃない。ベルトを付けるのを忘れるとコインの重さでズボンを脱がすんだ。
掲示板で大いに盛り上がっていたこちらの記念硬貨は、シェイクスピア作品の“悲劇を象徴する骸骨”をデザインしたものなのだとか。
ちなみにもう2種類のデザインは、“喜劇を象徴する道化師の帽子”と“歴史劇を象徴する王冠と剣”。
イギリスではすでに出回っているようで、結構簡単に手に入るようです。