最多優勝を誇るナイジェリアU-17サッカー代表、26人も年齢詐称していたことが発覚…海外の反応
U-17(17歳以下)W杯で歴代最多5回の優勝を誇る、ナイジェリアのU-17サッカー代表チーム。
昨年も優勝したばかりの最強ナイジェリアが、現在大きな衝撃に包まれています。
理由はMRI検査によって、26人が年齢詐称していることが発覚したのです。
Nigerian U17 team wiped out as all but two players fail age test
年齢を詐称させないためにMRI検査が義務化され、その結果、26人が失格となったそうです。スターティングメンバーに至っては、11人中2人を除いた全員が失格でした。
MRI検査では、17歳までなら99%の正確さで調べることができ、最終診断を言い渡された幾人かの選手はショックで涙を流したとのことです。
過去に5度の優勝(1985、1993、2007、2013、2015)をしているチームのスキャンダルだけに、大問題に発展しています。
ナイジェリアで年齢詐称が露見したのは今回が最初ではなく、1989年には前年のオリンピック参加時に偽の出生証明書を使用した選手が、2年間の出場禁止を言い渡されています。
海外掲示板の反応をご紹介します。
●選手は本当に知らなかったの? ナイジェリアで年齢を追跡することはそんなに難しいの? あるいは彼らは周りのみんながバカだと思っているのだろうか?
↑ナイジェリアに約2年ほど住んでいる。都市部では出生証明書は広く手に入れられるが、田舎ではそれほどでもない。
どちらにしても、ほとんどの出生証明書は家で登録する必要があるが、お金がかかるので多くの両親は数年ほど待つんだ。子供が死ぬと無駄になるからね。
都市部では両親は子供が3歳くらいになると登録する。しっかり日は覚えていないかもしれないが、年と月はだいたい正確である。
田舎では青年になるまで登録されない子供もいる。そのため生まれた年まであいまいになり、3年くらいの不一致が出る。
そして多くのケースで(結婚、定年、年金の給付の資格など)、賄賂を払って偽の出生証明書を作っている。
↑科学的に正確な年齢を知ることができるの? 手を切って骨の年輪でも数えるのかな?
↑若者だけできる。正確ではあるが精密というほどではない。腕と手のMRIのスキャンをする。骨の先にある成長板を見る。その骨が融合するポイントを見て、医師は12歳前後、18歳前後、24歳前後であるかを診断できる。
●そもそも両親が子供の誕生日を忘れるのかな? どうなってんだ?
↑月日が抽象的な概念の地域だとそうなる。
↑誕生日を祝う文化でもないしね。
●ナイジェリアはもうかなり長く年齢詐称をしているよ。ヨーロッパのトップチームでプレイした選手が大勢いるが、彼らは申請する年齢より10歳くらい上だ。
もちろん彼らも知ってるよ。今回初めてFIFAはナイジェリアの医師を検査に参加させなかったことで大ごとになった。
U-17の選手ならビッグクラブから目を付けられる。16歳の選手を買ったら今後の成長が期待できるが、22歳ならピークに近い年齢ということになるからね。
そうするとクラブは金をどぶに捨てることになる。彼らのキャリアも後で問題になる。通常選手は27〜28歳くらいがピークだが、才能のある21歳の選手を1000万ユーロで買ったつもりが、成長せずに期待外れの選手を抱えてしまうことになる。
だが、最近は年齢が正確にわかるようになり、移籍時にメディカルチェックを受けてキャンセルされたケースも多い。
↑ナイジェリア人だが、役人たちは彼らがずっと実年齢が上なであることを知っているよ。若者のスポーツアカデミーがない国では、若者の才能を見つけるのは無理なんだ。
しかもほとんどのナイジェリアの子供は栄養不足だ。そのため23歳の若者でも16歳くらいの体つきをしているケースがざらにある。
●MRI検査で何を確認できるか知らない人のために説明すると、足と腕のほとんどの骨にはエンド・プレートと呼ばれる成長期に成長する骨があり、成長期が終わると(たいていは17〜18歳)そのエンド・プレートが消えるんだ。
●ナイジェリア人だが驚きではない。自分はバレるのは時間の問題だと思っていた。
●もはやドーピング・オリンピックが必要だと思う。年齢制限なし、禁止医薬品なしのね。
医学や検査方法の発展により、今まで発覚していなかったことが次々に明るみになってきました。
年齢詐称が難しくなった結果、今後の大会の成績がどうなるのか気になるところですね。