「これが文化の違いか!」ビーチバレーの試合の1シーンが話題を呼ぶ
4年に1度のオリンピックの醍醐味は、世界中から文化・人種の異なる人々が交流することです。
ビーチバレーの試合で、ドイツ選手とエジプト選手の文化的な差が話題を呼んでいました。
ネット際で競り合う両選手。
人前で肌を露出してはいけないイスラム教徒のエジプト選手と、ビキニ姿のドイツ選手。
ひと目で、文化の違いが伝わってくる写真です。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ここのスレッドを見続けたいがために飛行機のWifiに5ドル払ったよ。
ジョークではない証拠。
●とりあえずドイツの選手が勝ったよ。
↑それはブルカを着ているほうだよね?
↑これはヒジャブだよ。
↑その差を知りたい人に。
ヒジャブ、ニカーブ、ブルカ、チャドル、ヒマール
(イスラム圏の女性の服装 - Wikipedia)
↑すばらしいが、20〜30分したら、また忘れる。
●この試合のその他の写真。
(Imgur: The most awesome images on the Internet)
↑このユニフォームは選手が選択したの? チームメイトはちがうスタイルみたいだけど。
↑全員が同じ宗教とは限らないから。あるいは人によってはもっと穏健で、全員が同一というわけではない。
↑エジプトはイスラム教の広範囲をカバーし、さらに10%はコプトと呼ばれるキリスト教なんだ。エジプトで3年ほど働いたことがあるが、他で働いたどの場所よりも違いがあった。
↑なぜアーミッシュやメノー派のオリンピック選手がいないんだ。
↑リオまで歩いていかなくちゃいけないから。
(アーミッシュ:移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られる)
●エジプト人は砂がお尻にまで上がっていかなくていい。
↑エジプトから来たなら、すでにお尻には砂がついてる。
●だけどその服だと、めちゃくちゃ暑いだろうに。
↑エジプト出身なら慣れてるんじゃないか。
●政治的なことは置いといて、自分は世界中の人々が集まるオリンピックが好きだ。政治的なスタンスを忘れられることがオリンピック精神のいいところだと思っている。
●数年に1回のこの数週間は、実際に人々が仲良くする。
↑あのたった1回のミュンヘン以外はね。
(ミュンヘンオリンピック事件:パレスチナ武装組織「黒い九月」がイスラエルのアスリート11名を殺害 - Wikipedia)
↑それとアトランタ。
(アトランタオリンピック:オリンピック公園の屋外コンサート会場で爆破事件が発生し、2名が死亡 - Wikipedia)
●ビーチバレーはビキニを着ないといけないのだと思っていた。確か、それを必須にしようとしていたと思う。
↑このオリンピックかロンドン(2012)からルールが変わったはず。文化や宗教の理由でユニフォームのオプションを増やしたんだ。だがほとんどのチームはビキニスタイルのユニフォームを着続けている。
●少なくとも両方の女性が自分が着たいものを着てる。
↑賛成。だが自分はビキニを着ているほうが好きである。
もともとはビキニだけだったのが、2012年ロンドン五輪から、袖付きの上衣とショートパンツでのプレーも許可されることになったそうです。
ビーチは暑いからビキニだったのですが、宗教上の理由のほかに、ロンドンは寒かったからといった理由も挙げられていました。