2016年08月10日 12:45

10年前に父親を亡くした花嫁、バージンロードを父親から心臓提供を受けた男性と歩く

 

花嫁の隣には父親の心臓を持つ男性00
教会の結婚式では、父親が花嫁と腕を組んで入場し、バージンロードの先にいる新郎のもとまでエスコートするのが一般的です。

アメリカ・ニュージャージー州のとある花嫁は、父親を10年前に亡くしていました。

花嫁が一緒に歩いてほしいと依頼したのは……その父親から心臓を提供を受けた男性でした。

The bride's father died ten years ago and his heart was donated.

花嫁の隣には父親の心臓を持つ男性01
この男性は花嫁の父親ではありません。

花嫁のジェニー・ステピエンさんの父親が亡くなったときに、心臓の提供を受けて命が救われた人物なのです。亡き父に代わり、バージンロードを一緒に歩くことを願い出たところ、こころよく引き受けてくれました。

花嫁の隣には父親の心臓を持つ男性02
10年前の2006年、父親のマイケル・ステピエンさんは、シェフとして勤めていたレストランから帰り道、銃を持った16歳の少年強盗に襲われ、至近距離から頭を撃たれたのです。

搬送先の病院で家族はマイケルさんの死を受け入れ、臓器の提供を承諾しました。

その結果、マイケルさんの心臓は、余命数日と言われていた4人の父親アーサー・トーマスさんの命を救ったのです。

臓器を取り扱っている機関では、移植が終わればドナーと提供を受けた側が連絡を取ることを許可していました。

そのためトーマスさんは感謝の手紙やメールを、毎月ステピエン一家に送るなどして交流が続きました。

そして結婚を控えたジェニーさんは、バージンロードを一緒に歩くにふさわしいと考えた相手が、父親の心臓を持つトーマスさんだったのです。

花嫁の隣には父親の心臓を持つ男性03
一番父親を近くに感じられるとお願いしたところ、トーマスさんは快く引き受けました。

このエピソードに対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。

●自分が感動したのは彼らが前日に会って、トーマス氏が彼女に鼓動を最も感じられる腕をつかむように伝えたこと。「それが最も彼女が父親を感じられる方法だと思ったんだ、彼女の父親の鼓動だからね」と。

●結婚式のニュース映像。

Bride Walks Down the Aisle With Man Who Was Saved by Her Father's Heart Donation - YouTube

●同じトピックを別のスレに投稿したことがある。
自分はこの家族の友人で、ドナーを受けた人の息子と一緒に育ったので、この家族と多くの時間を過ごしたよ。
彼は本当に優しく、とても人のことを気にかける人物で、高校のアドバイザーとして多くの生徒たちを助けていた。だからその父親は心臓をとても良いことに使ったと思っている。
彼がエスコート役を引き受けたことは驚かないし、とてもすばらしいことだと思うよ。

●うちの父親が亡くなって21年にもなるけど、彼の目で誰かが世界を見られていると思うと、とてもいい気分になる。
そしてもう1つ加えると、自分の妹が今生きているのは、6年前に彼女が肝臓移植手術を受けたから。少なくとも、全く知らない人のおかげで、世界がより良い場所になっている。
ドナーカードをぜひ持ってください。

●こういうストーリーが理由で、自分はドナーカードにサインをした。エジプト人じゃないので、あの世に臓器を持っていかなくてもいいんだ。

↑自分は半分エジプト人だが、ドナー登録したよ。

●かなり早い時期に親を亡くし、もうすぐ結婚する自分はこれを読んで叫んだ。このエピソードを共有してくれてありがとう。美しいと思う。

花嫁の隣には父親の心臓を持つ男性05
すばらしい結婚式になったことは、ふたりの表情からも伝わってきますね。

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