金メダルのアメリカ選手が拳銃強盗をでっちあげた?…ブラジル当局からパスポート押収命令が下される
連日ニュースが盛りだくさんのリオデジャネイロ五輪ですが、ブラジル当局がアメリカの水泳選手を出国禁止、パスポート没収したことを発表しました。
理由は拳銃強盗をでっちあげたからだと言うのです。
いったいどういうことなのでしょうか。
競泳男子800メートルリレーで金メダルを獲得した水泳チームの4選手は、8月14日にリオで拳銃強盗に遭ったと訴えました。
ところがブラジル警察は、選手らの強盗に関する供述が食い違っている上に、防犯カメラの映像からも嘘をついている可能性が高いと指摘。
その結果、ライアン・ロクテ選手とチームメイトに、裁判所からパスポートの押収命令が下されました。
なぜそんな嘘をついていたのか、その理由ですが……。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ロクテ選手以外の選手も強盗について伝えているの? 今のところロクテ選手のみについてしか聞いていない。
↑もう1人の水泳選手はかなり矛盾する供述だったんだよ。(ロクテ選手は2人の強盗だと言ったのに対し、その選手は1人だとね)
●彼は水泳選手の友人たちと一緒にいたんじゃなかったのか。
↑そうだよ。グループでね。
↑マスコミによると他の3選手と一緒だった。
●「監視カメラによると、強盗に遭ったと主張した晩に選手村のセキュリティを通っているのだが、奪われたはずの財布を持っていた」
事件の証拠を提示できず、出てきた証拠に矛盾があるなら、それはでっち上げと言われるのは納得もいく。だがなぜ? 保険詐欺?
↑フェルプスに負けたのがつらかったんだよ。
↑強盗に遭ったインタビューを聞いたかい? まるで自分だけが戦ったヒーローかのように言ってたぞ。水泳界は高校みたいなものなのか。いじめっ子とワルがいて、他は弱虫というような?
↑精神的にやられてるとか、そういう類?
●現地の売春宿に行ってたんだよ。それが考えられる本当の説明だ。どこにいたかを彼女、コーチ、両親に聞かれたときに、強盗に遭ったと嘘をついたんだ。ところがロクテ選手の母親がメディアにその嘘を伝えたことが騒動の始まりだ。
↑そうだった、彼の母親が最初に話をしたんだった。
↑あと、付け加えておくと、ロクテ選手はあまり頭がよくない。嘘の重みを考えていなかったのだろう。
●監視カメラの写真はあるの?
↑選手たちが村に戻ってくる動画。
Surveillance Video Shows Ryan Lochte and Teammates Made Up Robbery Story: Report - YouTube
●警察の発表ではまだ嘘かどうかはわからないとしている。なので調査を続けるという言い方だね。
●売春宿とかに行ってたのを、ばれたくないからだね。
●パスポートを取り上げられたら泳いで帰らなくちゃいけない?
↑彼はすでにやばいと思ってアメリカに帰ってるよ。今は弁護士を通して話をしてる。
●妻と自分は、彼が強盗に遭って額に銃を突き付けらた話をしているのを見たよ。抵抗してヒーローのようにふるまったと言っていたが、自分には嘘っぱちに聞こえた。すべて何かを作り上げて話しているように聞こえた。
●結局どうなってるんだ? やつは強盗に遭ったのか、そうではないのか?
●ブラジル人としていくつかの点を述べる。
1.ここリオでは確かに強盗に遭う。そんなことは起こらないとは言えない。
2.だが、強盗がどのように振る舞うかはだいたいわかっている。この選手の話はかなり盛られている。
3.ここの強盗は良い奴らではない。持ち物をすべてを取り上げていく。携帯や腕時計は奪わない強盗の時点でおかしい。なぜ選手たちの腕時計を奪ってないんだ?
4.選手たちは強盗がバッジを見せて、タクシーから地面に下ろされたと言った。ラテン・アメリカで銃を突きつけられて強盗に遭った人ならわかるが、そんな風に物事は進まない。
5.車を警察のふりをして停めるのは良く知られた方法だが、目的は車を停めることで、人を降ろすことではない。時間がかかりすぎるからだ。このタイプの犯罪は時間がすべてで、犯人は時間をかけたくない。わざわざ車から降ろさせることはしない。
6.犯人はずっと怒鳴っている。銃を上下させながら、すべての所持品を渡さないと死ぬとね。ここで渡すのを忘れたりすると彼らはさらに攻撃的になる。
7.だいたいすべては1分未満で終わる。これがまた選手の話とずれる。
8.この話はもう各マスコミが発表しているので、タクシーが見つからないのも疑わしい。政府が隠している怪しさではなく、そんなタクシーは存在しなかったという怪しさだ。
9.動画は選手たちが選手村で落ち着いて、冗談まで言いながら、所持品も持ち帰ってきているところが映し出されている。その3時間前に強盗に遭遇したのに?
10.強盗に遭うことは、南米の人間にさえ、かなりトラウマが残るイベントだ。それが北米の選手だったらどんなショックだろうと思う。だが動画にトラウマを受けた人は映っていない。
↑強盗にあったことがあるが、全てに賛成。腕時計をまだ持っていた時点で、十分に嘘だと思えるし、自分が強盗に遭ったときは、本当に全て、ベルトから靴まで取られた。
選手はすでにアメリカに帰国しているとのことですが、状況はあまりにも疑わしく、金メダリストのスキャンダルだけに今後の発表が気になるところです。