「今の世の中は…まさにこんな感じだよね」人気を呼んでいた1枚のイラスト
現在の社会は問題が山積みです。
1枚のイラストが「まさに現代社会の縮図である」と、海外掲示板で話題を集めていました。
底に穴が開いた船に、4人が乗っています。
左の2人は必死で入ってくる水をくみ出していますが、右の2人はのんびりと、 「自分たち側に穴が空いてなくてよかった」とのけぞっています。
同じ船なので沈むときは4人一緒なのですが、穴に近い人だけが行動に移している状態です。
今の世の中を風刺しているこのイラストに対し、海外掲示板ではいろいろな意見が交わされていました。
抜粋してご紹介します。
●このイラストが言いたいことはわかるが、もし全員が対処しようと船の同じ側に行くと、すぐにこの船は転覆するのもおもしろいと思う。
↑それよりひどいのは水をくみ出している2人は実は問題をひどくしている。穴の開いてない方へ全員行くべきで、水のくみ出しはそっち側からすべきである。そしてその間に穴をふさぐんだ。
↑例えなので……。
↑例えはバカげてるし、人を間違った結果に導く。
↑例えはバカな人を間違った結果に導くんだ。
●想像するに、貧困でいるのをやめて裕福になれってことなんだ。そうしたら貧困な人のためにシステムを変えてあげられる。
↑リッチになったらこれが買える。
↑ああ、政府がゴールデン救命胴衣を発行したんだな。
●自分が読みとった教訓。
「他人の問題に干渉するな。きっと問題をひどくするだけである。濡れていないことを楽しめ、そして遅くなりすぎたときには泳ぐ準備をしておけ」
↑自分が読みとった教訓。
「船の底に穴があってはいけない。でないと水が入ってきて、船は浮かばない」
↑自分が気になったのは、「今どきの問題」と呼ばれていること。
別にこれは新しいことではない。他人の問題に責任を感じなかったり、自分との関連性が見いだせないように感じるのは、特に新しいことではない。
●自分なら右側にいて、太陽と風を感じながらリラックスしているのを想像してしまう。
↑きっと、もっと右にいて溺れないようにしてるんだよ。
●もっと早く進めば、物理的に船を空っぽにしてくれる。なのでスピード出そう。
●平均的な人:真ん中に立って左の人にねぎらいの声をかけ、正しいことをしている気分になる。でも実際は何もしていない。
●正確にはこんな感じ。
船全体が水でいっぱいになっているが、全員が水の中に座って、「まだ沈んでない、これはノーマルだ、ボートが沈んでいるデータは正しくない」。
程度の差はあれど、実際にこの通りだと同意する人が優勢でした。
ジョークだと笑い飛ばせないのがつらいところです。