「海のど真ん中に砂漠!?」→ヨットの船員を驚愕させた正体がこちら
とあるヨットが南太平洋をのんびりと航行していると、突然こんな砂漠のような光景に遭遇したそうです。
蜃気楼……ではなく、実際に存在するものだったと話す乗組員たち。
いったい何なのでしょうか。
When you find a sandbar in the middle of the ocean.
近づくと、まるでビーチのように海と砂地(?)の境目がくっきり。
よく見ると軽石が浮いていることがわかりました。
ヨットで突っ切ると……。
真っ二つに。
ゴロゴロという音が聴こえて船員が振り返ると、海中から泡が噴出していました。
安全な場所に離れると海面が噴出。
軽石の正体は、海底火山の噴火だったのです。
この現象に対する海外掲示板のコメントをご紹介します。
●こういう体験を船乗りが話しても、昔は誰も信じなかったんだ。だが今はカメラがあるので驚きの証拠が見せられる。
↑「誓ってもいいが、先月ここに島があったんだ!」
↑えっと30年くらいまではそうだったが、その頃はフォトショップは存在しなかった。今はそれこそ誰も何も信じないところに戻っている。
↑フォトショップを見抜くツールがたくさんあるけどね。たいていそんなに長くはだませない。もちろん過去に騙されることもあったな。
モーガン・フリーマンが掲示板でQ&Aを受け付けていると思ったら……彼じゃなかった。ユーザーネームと日付を見せた紙を持っている、寝ている彼の写真だった。
↑皮肉じゃないが、それはすごいと思ったよ。
●これは2006年に起きたことで事実だと認められていた。この島はもう存在しない、数か月後には流されていた。
↑そんな風に……お前はみんなの夢を壊したんだ。
↑まるで海が新しく生まれた島を壊したように。
↑今は魚と寝ているよ。
↑そしてそれは深すぎた。
↑それがなくなったからと言って泣くな、それが起こったことで笑え。
↑ベッドですぐに終わった時に、同じことを自分に言い聞かせてるよ。
●これと同じことが1963年にアイスランドのサウスコーストで起こったよ。船員たちはたまたま火山が噴火しているところに遭遇したんだ。島が作られることに遭遇するのは珍しいが、それ以上にたまたま船員がビデオカメラを持っていて、それは1963年では一般的ではなかった。そしてこれがその映像。
Volcano! Surtsey and Heimaey - YouTube
●自分なら、すぐそこに旗を立てる。
↑それが理由でカスタムメイドの旗をいつも持ってるんだ。
↑そうやって帝国を築くんだ。
●でも実際は、どうやって新しく出来た陸の権利を主張するのか興味がある。誰か知ってる?
↑中国は人工島を本土からかなり離れた南シナ海に作り、いきなり領海と領空を主張している。ちなみに国際社会はそれに同意していない。
●これはもっとも釘付けになり、興味をそそる画像付きの話だった。
↑ネス湖のモンスターの話みたいになったらどうしようかと心配したが、話がリアルで壮大だった。
●ヨットの船員がしたことは極端に危険なことで、それは一般の認識とは違う。
多分みんなは「マグマのせい」とか「熱いから」とか「危険なガスで窒息するから」と思うかもしれないが、そうじゃない。
それよりもっと致命的なんだ。
船は水に浮かんで動くが、船体の水を押す力が十分に大きいので大きな金属製の船でも浮いていられる。カップを水の上から押して抵抗を感じると、どうやって浮いているかよくわかると思う。
そこへ下から火山噴火でガスが出るとどうなるか。船の下にあるものは全部がただの水ではなくなり、泡で浸透した水になるんだ。気体が含まれているために船は沈んでいく。
だからこれを見たら、すぐに去らなければいけない。
↑以前、これがバミューダ・トライアングル(魔の三角地帯)の仮説の1つだと聞いた。
↑ということは……泡とガスで出来た滝の中にいるようなもの?
↑その通り。
↑ペットボトルのいかだを漕ぐアイデアが、突然すばらしいものだと思えなくなったよ。
↑その情報を知らなくても、そこを船で入っていくってのは愚かだと思う。毒性のガスなどがあるかもしれず、あるいは陸地が高く上がっているかもしれず、いくつものリスクがある。
海底火山の噴火に遭遇した貴重な体験だったようですが、近づくのはかなり危険な行為とのことでした。