男女の幸せな性生活に必要なものは「相性?」「努力?」…トロント大学の研究
男女関係は長期的になるほど初期の興奮は薄れ、夜の営みにおいてもマンネリ化する傾向にあります。
カナダのトロント大学が「幸せな性生活を長期に渡って営む秘訣」をテーマにした研究結果を発表しました。
1900人の参加者を対象に得られたデータから、導き出された結論は何だったのでしょうか。
トロント大学の社会心理学の研究によると、性生活を満足させるには大きく2通りの考え方に分かれるそうです。
1つは、満足を得るためには相手のニーズに合わせた自分の努力が必要だという考え方(努力型)。
もう1つは、相性の良い運命の相手に出会わなければいけないという考え方(運命型)。
結論を述べると、長期的に幸せな性生活を営む傾向にあるのは、努力型でした。
いつまでも幸せな性生活を送りたいなら、パートナーとの相性よりも、努力を忘れないことが鍵になるようです。
海外掲示板の意見をご紹介します。
●自分はこうした男女関係の研究結果がほぼ全て同じ結論であることを気に入っている。
男女のコミュニケーションにおいて、努力する人が幸せになるのは当たり前のことなんだ。それでいて、なぜか人はこういう当たり前の概念を試したがらない。
↑ダイエットの研究でも同様である。
↑その通り。
「エネルギーは摂取する量よりも消費する必要がある」
「うん……。でも、別の研究を見ればもっと簡単な方法があるかもしれない」
↑大体の問題はモチベーションの不足だったりする。もちろん摂取するカロリーより消費するカロリーを増やすべきだが、メンタル維持のためにを食事を利用しているとしたら、ことはもう少し複雑になる。
このカテゴリーに当てはまる人は食べる量を減らすことが難しい。みんな簡単な方法が欲しいんだ。
物理的に食べるのを減らすことが難しいわけではない。みんな喫煙が身体に悪いと知っているがやめることは難しい。その他の中毒や依存もだ。
↑歳をとればとるほど、危機が永続的であることを実感する。決断と個人の責任とのはざまで揺れる。
●みんなが長期的に尽くす男女関係を望んでいるわけでもない。人によってはパートナーを頻繁に変えて、その最初の数か月から数年のスリルを味わいたい人もいる。新鮮で興奮するからだ。そういう人間もそれなりにいる。
↑それはいいと思うのだが、そういう人々のパートナーが逆のタイプで、長い関係を求めていることがある。それと自分が何を求めているかわからない人もいる。
●記事の内容については納得がいく。しかしながらいくつかの前提は少し奇妙だ。
人はみんな相性の良い人がいると信じているの? それこそ非現実的な期待だと思う。それに、どうして幸せな性生活のハードルが「意見の相違」なんだろ。
他の人も述べていたように、意見の相違のレベルは基本的なものだ。例えば男性が週に2回のペースを望み、女性は月に1回のペースを望むとかね。
ほとんどの人が思うハードルは「情熱がなくなること」。興奮しなくなり楽しみじゃなくなる。そして昔ほど良くなかったと失望する。
「意見の相違」よりも、そっちを入れるべきだと思う。
●お見合い結婚の成功率が高い理由のひとつだ。
●既婚者だと、いったいどこでロマンスが消え、努力が必要になるか実感するのだが、きっと多くの人々が、相手に興味を持ち続けてもらうために努力をしないといけないことにショックを受ける。
お見合い結婚というのは、最初からそこに行く。結婚の核心にまっすぐだ。最初から努力する。
つまるところ、どんな関係も努力が大切のようです。
最初から努力を前提とすることの多いお見合いは、メリットは大きいのかもしれません。