「ロシアの自殺率、政権によって大きく変化していた」海外の反応
日本でも自殺率の高さは社会問題になっていますが、ロシアの自殺率のグラフが海外掲示板で話題となっていました。
増加や減少を元首ごとに表してあり、政権が自殺率の増減に大きく影響があるとわかるグラフをご覧ください。
歴代元首:フルシチョフ・ブレジネフ・アンドロポフ・チェルネンコ・ゴルバチョフ・エリツィン・プーチン・メドヴェージェフ・プーチン
赤い棒グラフは10万人当たりの自殺者数、青い棒グラフは全体の自殺者数を表しています。
1950年代から年々増えていますが、ゴルバチョフ書記長が就任したときには自殺率が急激に減りました。
ところがエリツィンのときにピークを迎え、急激に増加しています。
そこから徐々に減ってはいますが、90年代は特に自殺率の高い時代だったことが見てとれます。
このグラフに対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●世界の自殺率の平均と比べて、どれくらい上下の差があるのか知りたいな。
↑アメリカ合衆国の自殺率は10万人あたり12.93人で、この数字は毎年ゆっくりと増加しつつある。我々アメリカもそうロシアから離れてないよ。
(Suicide Statistics ? )
●80年代は報告が少なかったの? あるいは政府によって特別に監視されてたのかな?
↑アンチ・アルコール・キャンペーンは重要だったと思う。そして国民はゴルバチョフをかなり大きな変化のシンボルとして見ていたと思う。
↑ロシア人が歴史的に言ってきた定番フレーズはそう間違っちゃいない。
「そしてさらにことがひどくなった」
●ゴルバチョフが権力を持ったとき。
「数年どうなっているか様子を見よう」
その4年後。
「もうどうでもいいや」
↑どちらかと言えば、ソビエト連邦の崩壊の影響だと思う。
●プーチン以外の誰かが、しばらくロシアのトップのふりをしていたことを忘れてた。
↑彼は大統領から首相へと立場を変えただけ。一度もやめてはいない。
↑任期に制限もなかった。ただ2期連続ではできないと書いてあるだけだ。
↑アメリカがやり方を教えてるんじゃない? ブッシュ・クリントン・ブッシュ・オバマ・クリントン!
●アメリカ、スウェーデン、日本、その他を比較したグラフ。
国のトップや政治体制によって、自殺率もかなり影響が出るものですね。
何かと話題になるプーチン大統領ですが、自殺率に関しては着実に成果を上げているようです。