「知ってた? ベルギー、ポーランド、ポルトガル、フランスなどは自動的に国民全員が臓器ドナーになるってことを」海外の反応
日本を始め、多くの国では臓器を提供する「ドナー登録」は本人の意思で選択します。
ところが、いくつかの国ではドナー登録をしなくても、自動的に臓器を提供することになっています。
ベルギー、ポーランド、ポルトガル、フランス、スペインにおいては、自動的に全国民がドナーになる仕組みで、提供したくない人は前もって提供しない意思を登録する制度になっているとのことです。
ほとんどの臓器提供は脳死判定をしてから行うのが一般的ですが、日本では脳死はデリケートな問題として、欧米諸国とは少し違うスタンスではあるようです。
また、日本の文化的な問題、近代医療への信頼の問題から、欧米よりも臓器移植の割合が著しく低いことで知られています。
各国(あるいは各個人)でも、脳死や臓器提供の考え方は異なりますが、いくつかの国では全員が自動的に臓器提供者になる制度を採用しています。
もちろん提供をしない登録を前もってすることにより、拒否することも可能です。
登録の違いも含め、海外掲示板ではいろいろな意見が交わされていました。
●ここシンガポールも同じだけど、臓器提供のステータスを取り消すこともできる。
ただし、もし臓器提供をしてもらいたい立場になったときには、キャンセル待ちの1番下に行くことになる。公平だと思うよ。
↑それはいいね、とても公平なシステムのように思う。ただし臓器不適合や健康状態が理由でドナーから外れた人が、1番下にならなければいいけどね。
↑それは自分がキャンセルしているのではなく、専門家がしているとみなされる。もちろん臓器に問題がある人にとっての法律でもあるので、そこは問題はあると思えない。
それに少なくともフランスでは臓器提供を拒否できる。
その選択をしていなくても、医師は家族に本人がそれを望んでいたかを尋ねる。
●ベルギーでは手続きの差し止め通告でよい。もし自動の臓器提供について何も意思を示していなかったとしたら、家族があなたの臓器について完全なコントロールができ、臓器提供を拒否することができる。
それから拒否に関しては臓器を部分で分けられない。どの部分を提供でき、どの部分を提供できないかの選択はできない。(たまに部分的には嫌がる人がいる)オール・オア・ナッシングだ。
↑オランダは制度を変えているところ。いやなら拒否を選べる。家族に決めさせたくないならそれも選べる。
そうしないなら、家族が拒否しない限り臓器提供者になる。
↑良いシステムだ。なぜそれが一般的じゃないのかがわからない。とてもシンプルでいいと思う。
・自分で明確に同意する・しないが選べる。
・自分で決めないで家族に決めさせることができる。
・家族が決定しない場合、自治体が決定することができ、その場合は自治体は同意を選ぶ。
●ウルグアイも一緒だよ。
●ウェールズも一緒。
●正確とは言えない。ポーランドでは全員が自動的に臓器提供者と法で決められているが、一般的には医師たちはドナーカードを持っていない限り、必ず家族に許可を取る。
なので臓器提供する人の数は、ドナー登録を自分でする国と同じことになる。
ほとんどの家族が許可を与えないからね。法律で決まっているのに、なぜ医師たちが家族に尋ねるのかはわからない。きっと社会的に悪い印象を与えたくないとかだろう。何が理由かわからないが、ちょっと愚かだと思う。
●クロアチアも忘れているよ。
●オーストリアも同じだね。
●フィンランドもね。
●チェコも。近所の人が緊急医療の医師なんだが、彼女に言わせると、もうほとんど何でも再利用されると言っていた。
いろいろな国の事情がありますが、自動的にドナー登録される国がかなり増えていることに驚きです。