「ガンで入院中の生徒のため、毎日先生が病院を訪れる理由…」たった1枚の写真から伝わってくること
ガンで隔離病棟に入院している男子生徒のため、毎日病院を訪れる先生の写真が、海外掲示板で大きな話題を呼んでいました。
理由は生徒が授業に遅れないよう、その日の授業の補習をするため。
しかし生徒がいるのは隔離室。先生がどうしているかというと……。
説明をせずとも、写真からいろいろと伝わってきます。
男の子が病気であること。
ガラス越しに先生が何やら話をしていること。
そしてガラスの向こうでは子供が同じく電話越しに話を聞いてること。
場所はイランの首都、テヘランの病院だとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これはポジティブなメッセージを放つ。少年は治癒して彼の人生を歩み続けるんだ。だから学校で遅れを取らないことは大事。
↑こういうのを掲示板で見たい。近頃は落ち込むような内容ばかりなので。
↑自分が入院したら法学部の教授は訪ねてくれるだろうか。
●ウソは言えない。先生の格好は冴えない。
↑彼は国語、算数、理科、そしてファッションを教えているんだ。
↑そしてこんな謙虚ですばらしい人だから、こういう体験をした子供は愛情を感じ、成熟して優しくなるんだ。
↑興味深いので調べてみた。今テヘランの気温は7度だ。
●子供「なんてこった、数日休めると思ったのに」
↑それは先進国と後進国の差だ。
↑真面目な質問だが、なぜ子供は隔離されているの?
↑ガンの治療は、免疫システムが弱まって大変なんだよ。
↑骨髄のガンだと、移植のために彼の骨髄は除去されているだろうから、彼には免疫システムが残されていないので隔離して感染しないようにする。ただしポジティブな点もあって、もし骨髄のガンならほとんどの子供は克服できる。
●今年のMVPだ。
↑世界中のすべてが最低ではないと教えてくれる。
●彼は英雄だ。もし自分が同じ立場ならそうするかどうかわからない。
ここまで出来る先生はなかなかいないと、称賛の声が並んでいました。