2017年01月13日 12:56

「自分の専門分野で、一般人が驚くような現象はある?」興味深い回答いろいろ

 

「自分の専門分野で、一般人に話すと驚く現象はある?」
各分野の研究が日進月歩で発展していますが、一般人が認知するまでには結構な時間がかかります。

専門家や科学者に向けて、
「あなたの専門分野の中で、一般人が知らない驚くべき現象にはどんなものがありますか?」と海外掲示板に質問されていました。

回答を抜粋してご紹介します。

Scientists of Reddit, what's a phenomenon in your field that the average person hasn't heard of, that would blow their mind?

●心理学から。
ポジティブとネガティブの割合によって人間関係の結果が予測できる。例えば結婚生活では、ポジティブとネガティブの割合が5:1に満たないと離婚の確率が上がる。
パートナーからの批判1に対して誉め言葉が5以上はないと、批判されているほうが多いと感じてしまう。
また、悪い日が1日に対して良い日が5日に満たないなら、何か月も何年も後に振り返ったときに、良い日と悪い日の数が同じか、悪い日のほうが多かったと感じる。
その割合はかなり驚くべきもので、それは人間の「記憶」と「物の見方」についてを物語っている。
頭では批判をされた分と同じだけ褒められたいものだと思っていて、両方をバランスよく記憶していると思っているが、ネガティブな言葉やイベントのほうを重くとることが研究からわかっている。
このバランスをとるために、ポジティブな誉め言葉は不釣り合いとも思える量で発しなくてはいけない。人間関係を良好にしたいなら念頭に置いておくとよい。

●自分の研究所では、アオムシが発生する振動を記録する方法を開発した。そして植物はこの振動に反応することを発見している。
植物は振動を察知して身を守るだけでなく、風によって起こったものか、昆虫が歩くことによって起こったものかの違いもわかるようだ(違う振動を察知したときは防御が働かない)。
言い換えれば、「植物は耳を持っていないが、聞くことができる」ということ。

●遺伝学者だが、人によって多様な酵素を形成することがわかっている。そのため、いわゆる「薬物治療」においてはかなり深刻な問題があり、投薬量が不正確になってしまい、それぞれ異なった影響が出てしまう。
例えば人によってはコデイン(鎮痛剤)がモルヒネに変わるので、過量服薬になってしまう。反対に、全く効かず鎮痛剤の働きをしないという人もいる。最近まで、服用してみるまではその効果がわからなかった。

●自分は宇宙生物学の博士号を取ったばかり。低重力の環境における微生物を観察している。微小重力は微生物をスーパーバグ(抗生物質の効かない耐性菌)に変化させる傾向がある。人間が宇宙踏査をしている以上、これは重大な問題に繋がる不安がある。

●核変換について。3つのプロトン(陽子)を使って鉛を金にすることは100%可能。1920年に初めて実験が行われ、もちろんあまりに高額で予算の無駄だとなったが、しかし(錬金術は)物理的に可能だ。

●幹細胞というワードを聞いたことがあるだろう?
話すと長くなるが簡潔に言うと、他の細胞に変形する細胞だ。我々は、この細胞は化学療法による影響をあまり受けないと思っている。これが1因でガンが再発したりする。だがそれを見極めて、それを破壊する戦略、どこからそれがやってくるのかの研究真っ最中である。

●帝王切開で生まれる赤ちゃんは免疫システムが弱く、健康である確率も低い。これは誕生時に通ってくる管で健康なバクテリア環境が作られるのと同時に、母親から最後の免疫システムのプログラムを受け取るからである。
本質的に、母親の膣壁は赤ちゃんが子宮の外で生きていくのを助けるものでコーティングされている。
そのため帝王切開の場合でも、母親の膣壁を拭いたもので赤ちゃんの顔や口や頭を拭いてあげると、同じ恩恵を受けられる。

●「ジェボンズのパラドックス」
エネルギー効率を上げるテクノロジーが作られれば作られるほど、実際に使うエネルギーは増えるというもの。
ジェボンズのパラドックス - Wikipedia

●科学者の給与はそこまで良くないこと。


どれも興味深い内容ですが、さらなる研究の発展が楽しみですね。

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