「野良猫と仲良くなったら…ある日、子猫たちを連れてきた」警戒心むき出しだった猫が心を開くまで
アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィアに住む男性の近所に、いつの頃からかお腹を空かせたメスの野良猫がやってくるようになりました。
初めは警戒心が強く、近づくと激しく威嚇してきたそうです。しかし男性が辛抱強くエサを与え続けているうちに、だんだんと心を開いていきました。
そんなある日、彼女が子供たちと一緒に現れたのです。
出産した形跡はあったものの常に1匹で現れていた母猫でしたが、男性が安全な存在だと感じたのでしょう。
ある日、子猫たちと一緒にやってきたのです。
このまま野良生活を続けるのは厳しいと思った男性は、猫一家を保護することにしました。
子猫たちは材木置き場に隠れてしまうため、確保するのに数時間が必要でした。
暖かい部屋にマットレス、ダンボール箱が、新しい家族の住処。
子猫たちはすぐに新しい環境になじみました。
それを見た母猫もリラックス。
その後、猫たちを獣医に連れて行き、ワクチン接種を施したとのことです。
最初の頃は、男性のそばにいると1口もごはんを食べなかったとは思えない落ち着きぶり。
すべての子猫たちに里親が見つかり、引き取られたとのことです。
野良生活しか経験のない母猫は、避妊手術を受けた上で、これまで通りの関係を続けていく予定だとのことです。