弱った動物たちを看病する猫…動物病院のスタッフも驚く献身ぶり
野良猫だったロンは生後6か月のときに保護され、病気の治療のためにノースフィールド動物病院(アメリカ・コロラド州)にやってきました。
治療を終えて元気になった今も、ロンだけは特別に動物病院で暮らしています。その理由は彼の優しい性格にありました。
弱った動物たちに寄り添い、元気づけてあげる、心優しい性格の持ち主だったのです。
Rescue Kitten Uses His Unique Talent to Help Scared and Injured Animals at Hospital.
衰弱した動物を見ると、ロンは隣にやってきます。
元気を取り戻すまでぴったりと寄り添い、毛づくろいを続けるそうです。
ケージの中に寂しそうな動物がいれば、ロンはよじ登って隙間から入り込みます。
そして一緒に過ごすことで、不安を取り除いてあげるのです。
「大丈夫かなー」と手術後の犬をマッサージするロン。
こちらの犬には「何も心配いらないよ」とキス。
やって来た当初から、人懐こい猫だったというロン。
病院のスタッフは、「彼には動物たちを癒す才能があり、その力に驚かされている」と語っています。
そしてそんなロンのことを「セラピーキャット」と呼んでいるそうです。
ロンが毛づくろいをしているFacebook映像。
https://www.facebook.com/jen.weston.7/videos/10210588024369866/