5年前にカナダで失踪した男性、1万km離れたアマゾンの密林をさまよい歩いているところを発見される
2012年にカナダのトロントで行方不明になっていた男性(39歳)が、なんと1万km離れたブラジル・アマゾンの密林地域で保護されました。
男性はパスポートも所持金もなく、10か国に渡る道のりの大半を徒歩で移動したとみられています。
Canadian Man Who Disappeared Years Ago Has Been Found In Brazil
アントン・ピリパ“Anton Pilipa”さん(39歳は)が最後に消息を絶ったのはカナダ西部のバンクーバー。
家族が懸命に捜索するも、統合失調症を抱えていたこともあり絶望視されていました。
ところが5年後、はるか離れたブラジル・アマゾンのジャングルで、アントンさんが保護されたとの連絡が家族に入ったのです。
アントンさんが移動したとみられる距離。
およそ10か国を経てブラジル入りしたと見られ、ヒッチハイクを利用することもありましたが、ほとんどは徒歩だったようです。
ブラジル警察によれば、アマゾンには大型の猛獣も多く、ひとりでサバイバルするには厳しい環境とのこと。
「生きていたことにもびっくりだけど、まさかこんなに遠いところにいたなんて本当に驚いた」と語る兄弟のステファンさん。
現在はステファンさんに連れられて、カナダに帰国しています。
Canadian man Anton Pilipa found 10,460km from home in the Amazon jungle - YouTube