トランプ大統領が安倍首相にした「強すぎる握手」が海外でも話題に
2月10日に安倍首相とトランプ大統領による日米首脳会談が行われましたが、中でも注目されているのが握手シーン。
19秒という長さに、ぐっと引き寄せる強引なトランプ式の握手。
そして握手後の安倍首相の何とも言えない表情が、海外メディアや掲示板でも大きな話題となっていました。
Handshake between Abe and Trump goes wrong - YouTube
「こんな握手あるんだ……」と、呆気にとられたような安倍首相の表情。
アメリカのビジネスマンのやり口だとか、トランプ節のひとつだとか、いろんな解釈がなされていましたが、少なくとも政治の場では普通ではないようです。
実はトランプ大統領が最高裁判事に指名した、ニール・ゴーサッチ氏との握手も強引なものでした。
Donald Trump Neil Gorsuch Handshake - WTF Shakes Hands Like This? - YouTube
ぐぐっと引き寄せ、しかめっ面になるほどの強い握手。
ちなみにゴーサッチ最高裁判事はこの後、入国禁止令の執行差し止めを命じた判事や司法への批判をトランプ大統領が繰り返していることについて、「残念に思う」と表明しています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●なんで彼は人の手をそんな強く引っ張らなくちゃいけないんだ?
↑パワーの見せどころとしてやっているようだ。だけどちっともパワーがあるようには見えない。単に失礼で、見せつけたがりの意地悪に見えるだけだ。相手をうろたえさせようとしているけど、良い方法じゃない。
「この男はいかれてる」と思われるだけ。普通に「初めまして」の握手ができないのか。この男にとっては全てが権力と支配なんだな。
↑攻撃的な支配をする狙いだよ。
↑しかしトランプは誰が見ても最低だと周囲に見せ過ぎている。彼にはそれがわからないのだろうか? 誰かそれを教える人はいないのか。トランプはアメリカ人の我々をも最低に見せている。
↑>彼はそれがわからないのだろうか?
もちろんわかってないよ。間抜けだよ。
↑同じことをする男と握手をしてほしいよ。そして7分くらい続いてそれが世界のニュースを飾るんだ。
↑犬が怖いアンゲラ・メルケル首相(ドイツ)との会談で、プーチン大統領(ロシア)が犬を連れてきたのを思い出したよ。
↑彼女の返しはよかったよ。
「彼がなぜこうしないといけないのか理解できます。彼が男だということを証明したいのですよ。彼が自分の弱さを恐れているからです。ロシアは何も持っていません。政治的にも経済的にも成功がないのです。持っているものはこれだけなのです」
●大学でマーケティングや営業について専攻しているけど、営業の上級クラスでは5つか6つの一般的な握手のしかたを学んだ。
受け身なものから攻撃的なものまであるんだ。そして理想的な握手はだいたいその真ん中のものだと学んだ。
最も攻撃的な握手はこのトランプのものと似ていて、権力を見せつけることを意味する。自分は予想不可能で、自信があり、権力があり、男らしいと相手に誇示する。ただし奇妙で自信過剰、そして不安定ともみられがちでもある。
これは「死の握り」とも呼ばれていて、相手が不安定なときにだけ効果が出るんだ。
↑全部たわごとさ。自分は権力や男らしさを握手から感じたことはない。異常に弱いときだけ気づく程度だ。もしトランプ大統領のような握手をされたら、握手の仕方を知らない奴だと思うだけだ。
●なんてこった。この男は本当におかしい。
↑他国のリーダーと、敬意を払った付き合いすらできない。まず意地悪をしてみないことには気が済まないようだ。
●これと同じ握手をする上司がいた。こんな風に異常に強く握り、自分のほうに引っ張るんだ。完全なバカだよ。
ある日、彼がこんな風に引っ張ったので、自分はわざと彼のほうに倒れると、上司も倒れそうになった。これは15人くらいが見ている前だったので、みんなは笑いだし、彼は顔を赤くした。少なくとも自分にはそれ以来、2度とすることはなくなった。
●誰かがこれを自分にするのは気に食わない。
●プーチンと握手しているところが見たい。
●なんて変なやつなんだ。アメリカよ、次の4年はがんばってくれ。
●安倍首相の表情がプライスレスだよ。
↑目をぐるっとさせて、「いったいこの男はどうなってんだ」という表情がサイコーだ。
↑トランプの権力を見せつける動きが、あまり日本人を簡単に感心させているとは思えない。
↑日本人じゃなくても誰も感心しないよ。
どんな意味やメッセージがあったのか、そもそも特に意味はないのか、今後の外交を見ないと何とも言えないようです。
少なくとも当分の間、世界を飽きさせることはなさそうです。