「珍しい特異体質の持ち主に質問…どんなことが起きる?」
体格や身体能力などは個人差がありますが、見た目では気付かないところに変わった特徴を持つ人もいます。
海外掲示板に、
「あなたの体で医学的にクールなことは何ですか?」と質問がありました。
回答をご覧ください。
What's something medically cool/unique about your body?
●自分には奥行きの感覚がない。全てのものがまるでテレビ画面のように映る。全てが2Dなんだ。ノーマルに見えたことがないので説明するのがとても難しいけど、他人がどんな風に見えているのかわからない。
しかし極端に日常生活に支障が出るわけではなく、前の車と大きな車間距離を空ければ運転もできる。人が投げたものを受け取ることもできる。ただし野球はできない。テレビゲームなどは、他の人がするように距離を頭の中で予測したりする。
たった1つ嫌なことを挙げるとすれば、たまに車や家のドアのハンドルに手を伸ばすと、思いきり手をぶつけてしまうこと。とても薄いドアを壊したこともある。
●献血で血漿(けっしょう)を提供していた。一般的には子供のときに「はしか」にかかることで免疫がつくが、自分にはとてつもなく強い免疫があるらしい。
医師たちが自分の血漿を何度も調べ、「通常のはしかワクチンでは防ぎきれない人々のために薬にしてもよいか」と同意を求められた。自分が小さなヒーローになったかのように感じたよ。
↑自分も似た経験がある。18歳のときに善行をしようと思い献血した。数週間後、血液バンクから分厚い書類が届き、C型肝炎の陽性であると明記されていた(C型肝炎ウィルスは血液を介して感染する)。
18歳で性体験もなく、麻薬もせず、タトゥもピアスもしていなかったので、すぐに病院に行った。再検査をしたら結果はまたもや陽性だった。
医者に事情を説明したら、血液検査は「タイター(滴定量)」だけ、つまり抗体の存在だけを検査し、抗体があれば病気だとみなす考え方だと説明を受けた。
そのため、別のやり方の完全な精密検査を受けたらC型肝炎ではなかった。医者は今後も検査を続けていくと言ったが、この10年受けたどの検査でも陰性だった。
医者の説明によると、自分にはC型肝炎の免疫が自然に備わっているらしい。ウィルスに接触したのにウィルスを負かしたか、あるいは自分の持っている抗体が交差反応性かもしれないとのことだった。
医師から血液データを研究に使ってもいいかと尋ねられたので、承諾した。
●子供のときに水疱瘡(みずぼうそう)を経験してから、自分の肺には石灰化された小さな点があちこちにある。害はないけどレントゲン写真には写り、ほとんどの医師はそれが何だかわからないと言う。
あまりに珍しいものだったので、診断した肺の専門医は、レントゲン写真を医学生たちに見せていいかと尋ねてきた。
●双子の姉妹がいて、私たちはミラーツインである(私が右利きで、彼女は左利き)。どちらも脊柱側弯症だけど、彼女は左に曲がっていて、私は右に曲がっている。
●自分は4つの腎臓を持っている。全部機能する。
↑うちの叔母は3つ持っている。双子だったけど、卵子が完全に分かれなかったようだ。だからいろいろな臓器が余分にある。卵巣、腎臓、盲腸など。
●左の肩を自分の意志で脱臼させることができる。ただし子供のときに医者から「関節に悪いのでやらないように」と言われたので、実際にすることはない。
●かなり変わった方法でアゴを骨折し、地元の医科大学でケーススタディとなった。
自転車から落ちてアゴを打ち付けたのだが、真ん中を骨折するのではなく、ヒンジ部分を骨折した。
しかし子供だった自分にとっては天国だった。なぜなら1か月ほど、アイスクリームやプリンばかりを食べられたからね。ヘルメットは付けていたけど、もうちょっとで死ぬところでもあった。
●足に漏れる脈管がある。血液が少しずつ漏れて、まるで足が日焼けをしたみたいになっている。シャンバーグ病と呼ばれている。他人には治療できない珍しい病気だと説明している。
●前歯が3セットもある。
●夜行性のてんかんがある。寝ているときに急に始まるんだ。
●生まれつきヒザの腱(けん)が多い。ヒザの手術をしてわかった。医者と一緒に手術のビデオを見た。
私:「それは何ですか?」
医:「ああ、腱(けん)だよ」
ビデオで医者がそれをぶちっと切って取り除いた。
私:「む……何事ですか?」
医:「それは余分な腱で、必要のないものだ」
聞こえ方や見え方などのシンプルなものから、変わった数の身体のパーツまで、様々な特徴が投稿されていました。
もしかすると、どこかにスーパーパワーを持つ人もいるのかもしれません。