「山火事から避難する際にスプリンクラーを付けっぱなしにしたら…」→奇跡が起きたと全米で話題に
近年アメリカで被害が相次いでいる山火事(野火)。一度火が付けば周辺一帯に燃え広がります。
近隣住宅地には避難勧告が出され、しばらく自宅を離れることになるのですが、カンザス州の山火事で自宅を出る前にスプリンクラーを付けっぱなしにした人がいました。
そして自宅に戻ってみると……。
なんとこの家だけ燃えていません。
スプリンクラーの水で湿ったおかげか、ここだけ無事だったのだろうとアメリカ中で話題となっていました。
周りはすっかり焼野原であることを思うと、正しい決断であったと思わずにはいられません。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●1年経てば、家のまわりの芝生は(土が肥えて)すごいことになると思う。
↑しかも家の芝生以外はね。家の芝生は普通のままだろう。
↑ほんの6週間後だよ。
↑自分もそれと同じことを考えていたよ。これぞとてもコントロールされた焼かれ方だ。
↑コントロールされていたとは思わないな。意味はわかるけど。
↑これは私のホームタウン。本当にコントロールは効いていなかった。
↑それはスプリンクラーを使っていなかったからだな。
●元・山火事の消防士として言うが、スプリンクラーが大きな違いを生んでいるが、それは家と火との間のスペースを芝生にしたことも大きい。
↑自然火災の検査官だが、それは正しいね。もちろんスプリンクラーも助けになったろうけど、かなりのスペースがある。木に周辺を囲わせ、芝生はきちんと整備され、死んだ野菜などが落ちていない。屋根より木が高くないので、といにゴミが落ちない。
思うにこの家は空気孔も燃えやすいスペースを作らないようにしていたと思う。大勢の人がスプリンクラーの恩恵と思っているが、それは一番小さな要素である。
↑これがトレンドになって全員がそれをしだすと、消防士が水をためるのが遅くなる。
●煙でこの家もダメージを受けてる?
↑それはどれくらい密閉されていたかによる。窓がどれくらいしっかり閉められていたとかね。
●たった今、芝生のコンテストで近所の人に勝ったようなものだ。
↑今日、自分は良いスプリンクラーに投資するということを知った。
●この人たちも、このコンテストで次位についている。
●「シールドを上げろ!」
↑「わかりました、キャプテン」
●周りにある道路も、火を止める遮断になったかも。
●そこのスプリンクラーを作った会社は、これを宣伝に使わなきゃ損だろ。
実際はスプリンクラーだけではなく、さまざまな条件・要素が貢献していたようですが、それにしても、この家だけ無事なことに驚かされますね。
備えあれば憂いなしという良い例ではあります。