「決して間違いではないけど、最高におもしろかった生徒の回答は?」教師の回答いろいろ
学校で先生をしていると、生徒の珍回答を目にする機会も多いようです。
教師経験がある人に向けて、
「決して間違いではないけれど、最もおもしろかった生徒の回答はどんなものでしたか?」と海外掲示板で尋ねられていました。
体験談を抜粋してご紹介します。
●ベトナム人の子供に英語を教えている。彼らに「ベトナムの人口は?」と尋ねたことがあるんだけど、生徒の1人がすぐに部屋を見渡して「15人以上」と答えた。
●担当クラスの生徒たちが、上級生の「バカなことをするんじゃないよ」という発言を聞いた。そうしたら「うわー、バカって言ったよ!」と言っていた。
●「あなたが誠実な行動をするのはどんなときですか?」との質問に、「トイレに行ったとき、誰もいなくても手を洗っている」と書いた生徒がいた。
↑オレの職場では、そんな誠実さを持っているやつは誰もいない気がする。
↑食品を扱う職場じゃありませんように。
●「ぴったり1mの長さのものさしを使って、建物の長さを測る方法を2つ書きなさい」
1)ものさしを建物のてっぺんから落とし、落ちるまでの時間を計る。
2)建物のオーナーを探して、「この素晴らしいものさしをあげるから建物の高さを教えて」と交渉する。
●大学で発達心理学を教えている。学期末に「最も興味深い、あるいは最も重要だと思ったことを書きなさい」と出題したら、1人はこう書いた。「赤ちゃんはバカで、年寄りでも夜の営みがあること」。
間違っちゃいない。人生のすべての時期もカバーしている。
●野球の監督をしている。チームが攻撃のときにショートゴロを2塁に投げられて3アウトにされた。
そのとき「ピックアップ・ウィル」と子供に言った。野球用語で「グローブと帽子をとってフィールドに行け」との意味だ。
ところが野球をまだ始めたばかりの真面目な子がそれを聞いて、拍手をしながら「大丈夫だよ、ウィル! 次は君がやる番さ」と言った。泣くほど笑った。
(※ピックアップには元気づける意味がある)
●教師ではないけど、子供に携わる仕事をしている。3歳児に「どうして母親にやさしくしなきゃいけないか」を説明していた。「そういういじわるなことはママが病気のときに言ってはダメよ。代わりにあなたが病気のときには誰が面倒をみてくれるの?」
「お医者さん」
「……」
●とある子供の質問の答え。
Q:この章の冒頭の、バスで移動したことについて説明しなさい。
A:これはアクションの入ったバスの移動で、ときどき感情も入っていた。
Q:この話の最後はどうなりましたか?
A:エンディングを迎えた。
この子は政治家にはなれると思った。
●「フランスでは道路のどちら側を運転していますか?」
「先生、両側を運転しています」
●日本で英語を教えている。「誰かがうるさすぎるときは何と言いますか?」との出題に、ひとりの子が「シャラップ、フォーエバー!」(永遠に黙れ!)と言った。
自分は教えたことがないので、どこでそんな言葉を学んできたのかわからない。決して間違ってはいないが、自分としては力が抜けた。
ちなみに正しい答えは「Be quiet, Please」で、こちらのほうが丁寧であると説明する必要があった。
●副担任をしていて、生徒の成績をつけることも多い。子供たちはよく「A先生が大好きです」と書いているが、そのたびに「自分はB先生だから、うまくいかなかったな!」と笑っている。
●「ジョン・F・ケネディが撃たれたのはどこですか?」
「ダラス」の代わりに「頭」と答えている生徒がいた。
●「なぜ遅刻したのですか?」
「自分が到着する前にベルが鳴ったからです」
●「問:次の番号を文字で書きなさい」に対する答え。
3:よん
15:じゅうろく
21:にじゅうに
全問正解にした。
発想豊かな子供たちならではの回答でした。