「家族を亡くした猫が散歩から帰ってきたら…首輪に手紙が?」
イギリスで暮らす猫の「テディ」と「ベア」は、いつも一緒に散歩に出かける仲良し兄弟でしたが、2週間ほど前にベアが亡くなってしまいました。
悲しみに暮れる飼い主夫婦でしたが、ある日テディが散歩から帰ってくると、首輪に手紙が添付されていたのです。
「親愛なる飼い主さまへ:私は近所の4番地で暮らしています。私もまた猫たちの親友です」
「2匹の猫たちは、毎日私の部屋を訪れていたのですが、大きい猫の姿をこの2週間ほど見ていません。無事でいるのか心配しています。とてもかわいらしく癒されてきました。どうか元気でいますように」
驚いた夫婦は、手紙の主にベアが亡くなった旨を手紙で伝えました。
メールアドレスも記載しておいたところ、翌日には夫婦の元へ長文のメールが届きました。
この街でホームシックになったときに猫たちに慰めてもらったこと、ベッドの上で学校の課題を聞いてもらったことなど、思いの丈がつづられていました。
女性はその後、直接夫婦に感謝の気持ちを伝え、ベアのお墓にお花を捧げたそうです。
夫婦は、自分たちの他にもベアとの思い出を語れる人がいたことを知って、喪失感が和らいだと語っています。
もちろんテディと女性の友人関係は、今も続いているとのことです。