「フランスのどこが好き?」を棒グラフで表現したものが秀逸だと人気に
ところが実際に訪れるとギャップに落胆する「パリ症候群」という言葉も存在するほど、フランスは実に特徴的な国です。
そんなフランスを好きな理由を棒グラフで表現したものが、海外サイトで見事だと高い評価を受けていました。
「ワイン」「人々」「食事」に分かれていますが……。
あれ、緑!?
白ではなく緑って……。
食事とワインは魅力的だけど、人々は……。
とりあえずこれは半分(?)ジョークなのだと思いますが、国旗をモチーフにしているところがとても上手ですね。
海外掲示板の意見をご紹介します。
●自分はフランスに1年住んだ(パリではない)が、この棒グラフは全く無価値だよ。
●ほとんどはパリジャン(パリの人々)が気難しいせいだよ。フランスの他の場所を訪ねてごらん。彼らはひどくないし、最も穏やかな人々である。
↑(投稿者)南フランスは最もお気に入りの場所のひとつだよ。
●大都市に住む人々はそういう評判になるんだよ。同じことをニューヨーカーも言われる。小さな町に行くと親しみやすい人ばかりだよ。
●パリジャンさえ、パリジャンが嫌いである。
●個人的にはスイスが大好き。彼らの国旗は大きなプラスだしね。
●じゃあワインや食事を作る人々は? その人たちのことは好きだろう?
↑人による、それはフランス人なのか?
●変な話だが、8年前にパリを訪れたとき、唯一知っていたフランス語は高校のときに学んだ「すみません、英語は話せますか?」だけだった。
彼らはいつも指をくっつけて「少し」と言って助けてくれた。ある年配の紳士は、郊外の電車へ行く説明ができないので、手を取って大きなメインの駅の3階まで案内しれくれた。助けを拒否されたのはひとりだけで、それはインフォメーションデスクにいる人だった。
↑去年行ったときは、みんなとてもフレンドリーだった。観光客が現地の人に良い扱い、悪い扱いを受けているのを見ていて思ったのは、ほとんどは観光客の態度次第だということ。もしも観光客が「自分はフランス語が話せない」と困っているなら彼らは喜んで助けてくれる。しかし「現地人が英語をしゃべってくれない」というスタンスだと明らかに嫌がられるよ。
↑去年ニースやカンヌを2週間ほど訪れた。みんなとてもフレンドリーだったよ。自分の作戦は、まず下手なフランス語でスタートし、次に「下手なフランス語でごめんなさい」と言う。するとすぐに相手は笑顔になって、同じく英語を話せないことを謝ってくる。この方法は特に年配の女性に効果があった。
思うに違いは、何とか努力しようとしていることを見せること。そして自分の国にいるのではないと認識すること。
●フランス人は不躾だというのはステレオタイプだと思う。どこの国でもひどいやつはいるはずで、フランスだけじゃないはずだ。
●フランスの人は親切だったとイギリスで言うと、みんな変な顔をして彼らが行ったときは最悪だったという。お互いの国にお互いの移民が住み合っている割に、イギリスとフランスはあまり仲よくないのを感じた。自分はカリブ出身でアメリカのアクセントだったことがよかったのだと思う。
パリの人が冷たいのは大都市ならでは傾向だったり、観光客のほうも不躾だったりするようで、謙虚な人のほうが親切にされやすいのは、どこでも変わらないとの意見が目立っていました。
(参照:海外で話題となっていた「日本人はフランスに行くとパリ症候群になる」の報道)