「今どきはインコやオウムを飼うと…こんな罠があるとは!」最新ガジェットとの相性は最悪
大型インコの「ヨウム」は知能が高く、人の言葉をよく覚えるペットとして人気があります。
ただし今の時代だと、その特技も良いことばかりではないようです。
ラリーという名のヨウムがトラブルを引き起こしたそうですが……。
「僕はアマゾンエコーの名前を憶えて、許可なく注文しました。
鳥のラリー」
ぐはっ。
アマゾンエコーは、声で話しかけるとアマゾンに注文することもできる人工知能スピーカー。(2017年4月時点で日本未発売)
飼い主が話しかけた注文の声を、そっくりコピーしてしまうと、勝手に注文できるというわけです。
ヨウムは大型インコで声が大きいので、家のどこにいても反応してしまうようです。
アマゾンエコーほどのリスクではないにしても、「Hey Siri」や「OK Google」など、音声認識が普及してきただけに、似たようなトラブルが増えることでしょう。
海外掲示板のコメントご紹介します。。
●「500ポンド(約227kg)のクラッカー」:360ドル(約4万円)
↑「クラッカー250箱、お買い上げは360ドルになりますが、あなたのアマゾン口座から引き落としますか?」
「スクワァーーーーーク!」
「注文が完了しました」
●ヨウムを飼っている人を知っているが、夏に玄関に置いていたら、近所の道路工事の全ての罵り声やリメリック(滑稽五行詩)を覚えていた。
その鳥はうちで飼っているパグもいじめている。ラスティという名前の犬なのだが、飼い主と同じ声で犬を呼ぶんだ。毎回犬はそれに引っかかる。
↑ドアベルの音を完全コピーして、毎回犬をドアまで吠えて走らせて、それを見て笑う鳥の動画を見たことがある。
↑もしそれほど長生きではなく、かんしゃくを起こしたりしなければ、とても良いクールなペットだと思うよ。(ヨウム寿命は50年)
↑知能が高くて社交的で、ペットとして飼うのがかわいそうになるほどだよ。すぐに飽きるし、さびしがる。まるでペットの象を飼うようなもの。
↑彼氏の家族が飼っているけど、健康で幸せそうだよ。30歳くらいだけどまだまだしっかりしている。本当の家族の一部のようになる。
●うちのお向かいさんは軍人ファミリーだけど、オウムのチコは数年間に何度も飼い主が変わっている。その過程で、静かにスペイン語で罵ることを覚えていた。
●ヨウムはとても賢いよ。
両親はハイディと呼んでいる。ハイディはうちの1歳の娘の泣き声や叫び声を真似るのがうまく、さらにその前の飼い主の5歳の娘の真似までできる。何年も前に両親が休暇のときに1週間ほど留守番をしたことがある。
最初の晩にテレビを見ていると、血が凍り付くような子供の叫び声が聞こえた。階下へいくとハイディが、ベルのおもちゃに頭を乗せて座っていた。子供が殺されるかのような叫び声を発していて恐ろしくなったよ。
●これが理由で、ワンクリック注文を使えないようにした。自分が犬を飼っているというよりも、ヨウムが犬を飼っている。ヨウムが犬のところに行ってチェックし、犬の名を呼び、口笛を鳴らしてエサを与えている。そして吠えると黙れと言う。
●実際はラリーは何を頼んだのだろう。
●だが、人の声をコピーできる鳥を飼いながら、ボイスコントロール・オンライン注文システムを買ったバカは誰なんだ?
声真似の上手な鳥を飼っているなら、アマゾンエコーは避けておいたほうが無難のようです。