「フィンランドのスーパーでビール1000缶パックが売ってた…買ってる人もいた…」お値段なんと26万円
スーパーマーケットなどでよく見かける、複数の食品やドリンクがセットになった「まとめ売り」。
ビールなら6缶パックやケース買いなどがそれに当たりますが、フィンランドのまとめ買いの定義は、そんなスケールではありませんでした。
なんと1000缶パックがスーパーで売られているのです。
They're selling a thousand pack of beer in Finland
1000缶パックのお値段2149.20ユーロ(約26万円)。
まとめ買いにもほどがある太っ腹(物理)な売り方です。販売されているのだから購入者もいるのでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●自分が飲むために、毎週1000缶のビールを買いにフォークリフトで酒屋へ行くほど乙なものはないな。
↑大学時代の良い思い出だな。
↑毎週1000缶のビールの買い出しの後に、大学時代の記憶が残ってるとは思えない。
↑きっとアルコールに強い耐性がついたんだ。
●誰かが本当に買っているところ。
↑レジの女性の顔が最高だ。
●フィンランド人は間違いなく1000缶のビールを買うよ。だがそれは(隣国の)エストニアに行ってする。
↑同じことを思った。フェリーでタリン(エストニアの首都)からヘルシンキ(フィンランドの首都)まで乗ったことがあるけど……今までの人生であんな大量のアルコールを運んでいる人々を見たことがない。
↑フィンランド人の友人がいるが、彼はタンペレ(フィンランド)の大学にいた頃、仲間たちで資金をかき集め、レンタカーでバンを借り、タリンまで行き、アルコールやビールで1学期分を詰め込んでいた。ヘルシンキから出航するのは大きなパーティ船で、とても楽しい。
↑興味深い。その理由は何? 安いから?
↑その通り。
●ようやくアイルランド人の自分もどこかで理解されそうだ。
●見た感じは、1つ1.99ユーロか、1000缶で2149.20ユーロに見える。
↑実際は1080缶で2149.20ユーロ。1缶あたり1.99ユーロで値段は一緒。フィンランドは法律で、まとめ買い割り引きを禁じているんだ。
↑え、本当なの?
↑スウェーデンでもそれをやっているよ。その国の文化をユーモアで皮肉っているコマーシャルがある。
Systembolagets film "Experten 2015" - YouTube
●じゃあ、それを全部買ったとして、店の人はフォークリフトで家まで運んでくれるの?
↑きっとストアで飲まなければいけないんだ。
↑1時間以内で飲むと無料だろうな。
●為替がよくわからないが、1000缶買うにしては恐ろしく高く見える。
↑これはジョークのようだが、今は100缶パックが売り出し中。12月に独立100 周年を迎えるからね。
●「バッグは必要ですか」
実際は大量買いをする人の多くが、エストニアまで買い付けに行くとのことです。
まとめ買いをしても安くならないのは、無駄を減らすためには有効かと思われますが、文化や制度の違いを感じられて面白いですね。