「たとえ国は破壊できても…子どもを喜ばせようとする親の気持ちは破壊できない」1枚の写真が感動を呼ぶ
Palestinian father bathing his daughter and niece in their destroyed home.
水浴びをする嬉しそうな子どもたち。
それを見守る父親。
しかしながら、周りは破壊しつくされて、残っているのはガレキだけです。
場所はパレスチナのガザ地区。
荒れ果てた悲嘆に暮れるしかない状況にあっても、子どもたちを喜ばそうとする父親の気持ちは揺るいでいません。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これは2015年にガザでEmad Samir氏により撮影された写真だよ。彼はこのような写真を多く撮っている。
(@emadsnassar:Instagram)
↑これはどうやってポスターにしたらいいの? こんな環境でも彼らが笑顔でいられることが美しく、やる気を出させてくれる。
↑インスタグラム経由で写真家に連絡するといいよ。写真家はプリントを売っているし、彼を支援することにもなる。
●多くの両親もきっと破壊されたのだと思う。
↑そうだよ親も生身の体だから、壊れやすい。
↑この問題に取り組むべきだ。
●どうやって水を入れたんだろう。
↑きっとプールの水を見つけてタブをその下に入れたんだ。
↑なるほど、意味が通るな。
↑こんな風に?
↑お父さんはホースを持っているように思うけど。
↑きっとそのように写真を演出したからだよ。写真家はプロだ。たまたま歩いていて、この状況に出くわすとは考えにくい。
↑写真には多くの形がある。素のままやドキュメンタリーの他にもね。なので、お膳立てされた写真だとしても、それをうるさく言うのは同意できないな。
アーティストは同時に創造もしなくてはいけないんだ。写真家がありのままの写真だと言っていないのなら、それもありだと思う。
↑その方が写真をより感動的なものにするしね。
●でも国は破壊しないほうがいいね。
↑国を破壊したら多くの親も破壊するからね。
●この写真は心が痛むと同時に心が腫れるよ。
●子どもたちが本当に楽しそうだ。子どもの耐性はすごいものだ。
↑耐性というより純真だろう。
破壊ぶりには心が痛むものの、笑顔に癒されるとの意見が目立っていました。
いろいろと考えさせられる1枚です。