2017年06月05日 12:28

「たとえ国は破壊できても…子どもを喜ばせようとする親の気持ちは破壊できない」1枚の写真が感動を呼ぶ

 

国は破壊できても親の意思は破壊できない00
戦争、紛争、テロなどは世界各地で起きており、国や家を破壊されてしまった人々がいます。

「たとえ国が破壊されようと、子どもを喜ばせようとする親の意思は壊せない」と題された写真が話題になっていました。

You can destroy a country. But you can't destroy a parent willing to do whatever they can to keep their kids happy - despite the world around them.

Palestinian father bathing his daughter and niece in their destroyed home.

水浴びをする嬉しそうな子どもたち。

それを見守る父親。

しかしながら、周りは破壊しつくされて、残っているのはガレキだけです。

場所はパレスチナのガザ地区。

荒れ果てた悲嘆に暮れるしかない状況にあっても、子どもたちを喜ばそうとする父親の気持ちは揺るいでいません。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●これは2015年にガザでEmad Samir氏により撮影された写真だよ。彼はこのような写真を多く撮っている。
@emadsnassar:Instagram

↑これはどうやってポスターにしたらいいの? こんな環境でも彼らが笑顔でいられることが美しく、やる気を出させてくれる。

↑インスタグラム経由で写真家に連絡するといいよ。写真家はプリントを売っているし、彼を支援することにもなる。

●多くの両親もきっと破壊されたのだと思う。

↑そうだよ親も生身の体だから、壊れやすい。

↑この問題に取り組むべきだ。

●どうやって水を入れたんだろう。

↑きっとプールの水を見つけてタブをその下に入れたんだ。

↑なるほど、意味が通るな。

↑こんな風に?
国は破壊できても親の意思は破壊できない01

↑お父さんはホースを持っているように思うけど。

↑きっとそのように写真を演出したからだよ。写真家はプロだ。たまたま歩いていて、この状況に出くわすとは考えにくい。

↑写真には多くの形がある。素のままやドキュメンタリーの他にもね。なので、お膳立てされた写真だとしても、それをうるさく言うのは同意できないな。
アーティストは同時に創造もしなくてはいけないんだ。写真家がありのままの写真だと言っていないのなら、それもありだと思う。

↑その方が写真をより感動的なものにするしね。

●でも国は破壊しないほうがいいね。

↑国を破壊したら多くの親も破壊するからね。

●この写真は心が痛むと同時に心が腫れるよ。

●子どもたちが本当に楽しそうだ。子どもの耐性はすごいものだ。

↑耐性というより純真だろう。


破壊ぶりには心が痛むものの、笑顔に癒されるとの意見が目立っていました。

いろいろと考えさせられる1枚です。

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