ロンドンのテロリスト3人に立ち向かって大ケガを負った男性…友人から「ユーモアあふれる」プレゼントをもらう
数日前にロンドンのテロリストに立ち向かい、重傷を負った男性がいました。
パブに入ってきた3人のテロリストにナイフで何度も刺され、現在入院中です。そんな彼に、友人たちが雑誌をプレゼントしたのですが……。
ユーモアの国イギリスらしく、とてもセンスがあると海外サイトで人気を呼んでいました。
This man stopped the London bridge terrorists entering a bar.
ベッドに横たわる男性の上には、「走り方を学ぶ」というランナー用の雑誌。
ちょっとばかり逃げ遅れた彼の今後のために、友人たちがわざわざ選んで買ってきたとのこと。
このイギリス人らしい皮肉が面白いと話題になっていました。
ちなみに彼が飲んでいたパブにテロリストたちが突然叫びながら入ってきたそうですが、テロリストたちにとって運悪く、そこはミルウォールFCサポーター(フーリガンが多いことで有名)が集うパブだそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●知らない人の説明すると、この男のエピソードはこの写真よりさらにおもしろい。
彼はロンドンのサッカークラブ、ミルウォールFCのサポーターで、ライバルチームに対してひどく攻撃的で粗暴な悪名高いフーリガンである。
「……犯人たちは『これはアラーのためだ』と叫んでパブに駆け込んできたんだ。やつらの前に数歩出て、『F*** You オレはミルウォールだ』と言ったら、やつらは攻撃してきた。みんなは後ろに逃げていったので、ひとりで3人と戦わなくちゃいけなかった。だからこんなにケガをしたんだ。素手でつかみかかったり、離さなかったりオレだけだった。ふらふらしたよ。
刺されたりスライスされたりを8回もナイフを受けたよ。頭、胸、両手を刺された。そこら中が血まみれだった。やつらは『イスラム、イスラム』と叫んでいた。なのでオレも『F*** You オレはミルウォールだ』と再び言ったんだ。幸運にも当たった刃がどれもまっすぐ刺されていなかった。そうでなければ死んでいた。
↑新聞ではこんな発言もあった。「たった4か5パイント(中ジョッキ)を飲んだだけだが、オレは自信があった」
↑ビールは輸血?
↑(同じくロンドンブリッジで土曜日で飲んでいた)イギリス人として言うが、4〜5パイントとは、まだ土曜の晩の始まりだと言える。
●これはすばらしいぞ。彼は弱々しい刺され方しかしないほど、テロリストたちをびびらせたんだよ。
↑きっと酔っぱらいでよろよろしすぎていて、当たりにくかったんだよ。
↑ミルウォール酔拳だな。
●信じられないほど勇気あるのか、信じられないほどバカなのかわからん。きっと両方だな。
↑つまり、ミルウォール・サポーターだな。
↑きっとイスラムを別のサッカークラブと思ったんだよ。
↑ミルウォール・サポーターのことを知ってたら、テロリストも自己防衛をしただろうに……。
●サッカーのフーリガンたちをISISに送って戦ってもらう必要がある。
↑そういう映画があるなら見る。
●知らない人に言うと、ミルウォール・サポーターはかなりの悪評なんだ。サポーターがその場に1人しかいなかったことは、テロリストにとって幸運だった。
(ミルウォールFC - Wikipedia)
●テロリストがチェルシーかどこかのシャツを着てなくて幸運だった。ひどい目に遭うところだったな。
↑ウェストハムのシャツだったらもっそひどいことに。フーリガン。
●なぜかわからないがこれを読んで、フーリガンがライバル同士であることを忘れ、力を合わせる話を作って欲しいと思った。
●誰でも人生1度は、関わっちゃいけないやつらと出くわす。
●彼のための寄付金サイトが立ち上がってる。みんな彼にビールを買ってあげよう。
(Crowdfunding to My friend Roy Larner got stabbed eight times and was severely injured saving lives in the terror attack let's now reward his bravery on JustGiving)
重症を負い、集中治療室にいるものの、各方面からは讃えられていました。
フーリガンはテロリスト以上に恐ろしいと思われているようです。
ちなみに寄付金サイトでは、6月7日現在で28000ポンド(約400万円)、目標額の5600%に達していました。